テレビドラマ「水戸黄門」(その3)

さて「水戸黄門」ですが、現時点でのテレビ放送はウィークデイの毎日(月〜金)に地デジで第1部、BSで第19部が放映されています。そして日曜日にはBSで武田鉄矢が水戸黄門を演じています。いずれもTBS系ですが、これを調べたところ第1部が昭和44年で、第19部が平成1、2年、そして鉄矢はごく最近の製作期間となっていて、まるで3世代に渡る黄門さまがきょうび蘇ると言った感じです。それぞれの感触は、
【第1部】
これが元祖と言ってもいいくらいの黄門さまで、主演は東野英治郎です。特に今、放映中の第1部はまさに生まれたての黄門さまで、印籠をひけらかすのがまだ定番となっておらず、時には素性を一切明かさずに済ませてしまう話もあったりで、とても古いドラマなのにとても新鮮です。時代劇なのに昭和の匂いを感じます。
【第19部】
これが定番の黄門さまで、登場人物もまるでザ黄門一座のような賑やかさです。うっかり八兵衛やお銀、風車の弥七、飛猿も常連で出てきて、助さん・格さんも影が薄いくらいです。お話も悪代官に悪奉行、悪徳家老とお決まりのコースで、なぜか悪い藩主が出てこないのも定番ですね。また、この定番には番狂あわせがなく期待を裏切ることがなくて、全く悩むことなく楽しめます。黄門さまも平成の時代になりました。
【武田鉄矢の水戸黄門】
これが最新の黄門さまです。テレビ画質もフルハイビジョンになったのが、よく分かります。それにしてもレギュラー出演者は武田鉄矢を除いて、初めて知る人ばかりでこれも新鮮さを感じます。時代も令和の黄門さまなのかも知れません。

安曇野の風 について

安曇野に巣くう極楽トンボ
カテゴリー: 映画・TV・ラジオ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。