名画「マクセル事件」

20150220昨日の名画に触発されてのブログで恐縮ですが、題記の事件をご存知でしょうか。その昔、1968年11月上旬より京都国立近代美術館で開催されていた「ロートレック展」で、最終日の12月27日に目玉の名画「マルセル」が忽然と姿を消した事件です。当時、日本史上最大の美術品盗難事件として世間を騒がせました。結局、7年後の時効成立直後に現品が見つかったものの、犯人検挙には至らず真相は謎のままです。この事件、忘却の彼方のようですが、私にとっては忘れがたきものです。実はその当時、高校の修学旅行が「京都・奈良」で、自由行動の合間にこの展覧会を見ました。その後、1ヶ月ほど経って盗難事件となり、大いに驚きました。ついでながら、その時に泊まった京都の宿屋が事件のあった12月に食中毒事件を起こして、全国ニュースにもなりました。何とも、懐かしい想い出です。

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