掲題の課題曲の挑戦はシリーズ3回目の投稿です。ピアノを経験された方は何とも歯がゆく、またピアノにご興味のない方は全くどうでもよい内容で恐縮です。まあ、私にとっては読書と肩を並べるほど時間を割いているピアノ練習の由、少しお付き合いください。モーツァルトのピアノソナタK545・第1楽章を本年度の課題曲にして3ヶ月が経ちました。少し状況が変わりました。先生にしているCD曲は往年の大ピアニスト、アラウをお手本にしてきたのですが、装飾符のトリルの奏法が馴染めず途中断念しました。多くのピアニストと違って、トリルの出だしの音が高音側から始まる波打ち連打で、どうしても調子が乗らないのです。そこで6月の中頃から、先生を内田光子のCD曲に変更しました。今度はとても早いテンポなので、当面の練習スピードは175%のスローにして取り組んでいます。練習スコープは全体ボリュームのおよそ1/3に当たる28小節までを当面の課題としてきました。一番の難関と思っていた13〜22小節はとても時間を要しましたが、175%テンポに何とか合わせることができました。
ところが、手前の小節で第11小節の左手がどうしてもテンポに乗れないのです。以下の譜面の赤マークの部分ですが、当初は硬い指をほぐせばいいだろう程度に思っていましたが、いくらやってもできません。この175%のスローテンポでこの有様です。状況が進展したら、また投稿します。