有川浩「キャロリング」を読んで

掲題の本は一頃、人気を呼んで図書館でも予約が殺到していた。が、ようやく書架に落ち着くようになったので、借りて読んだ。取り立てて感動したり、ハラドキするような内容でもなく、在り来たりの小説だった。ヤング世代の活劇を見るようで、実際にもテレビドラマ化されたようだが、今風の軽いタッチの大衆小説ものだった。

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