過ぎ去りし8月

前半の異常な暑さと後半の異様な涼しさが同居した8月も終わりました。あまりの変わりようを定量的に見ようと、この地、安曇野・穂高の気象データを検索して調べ、Excelシートでグラフ化してみました。今年8月の日々の気温と降雨量を過去30年間の平均値と比較したのが以下のグラフです。8月10日頃までは先月からの猛暑で日照り続きのカラカラ天気でした。ところが後半は気温がぐっと下がり、雨の日が多くてまとまった降雨量となりました。過去30年平均で、日々の降雨は3mmほどで例年8月の総雨量は93mmなのに対して、今年は結局171mmの降雨となり、例年の倍近く降りました。猛暑にうだされた頃、こんな様変わりを誰が予想できたでしょうか。膨大な気象データとそれを解析する能力は日進月歩で進化し続けているのでしょうが、現実の自然現象はまだまだ予測できないことを痛感した8月でした。20150901

カテゴリー: 挨拶 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。