スパゲティ小説? The Goldfinch

20151124スパゲティー小説という言葉をご存知でしょうか。最近読んだ村上春樹の本に出てきましたが、これは村上さんの造語でスパゲティーを茹でながらもつい手にとってしまう小説という意味だそうです。夢中になって一気読みしてしまう小説の村上春樹がNo.1に挙げた小説が題記のものでした。何やらまだ和訳がないとのことですが、一念発起して試読してみることにしました。安曇野の図書館にはないので、Amazonで購入することにし、中古品を選ぶと本体価格が¥865、送料¥257の計¥1,122でした。納期が最大で2週間となっていて気長に待つことにしたところ、注文してからすぐに発送した旨のメールがありました。ところが、発送地がロンドンなのです。なるほど然りです。11月10日に注文し、現地からの直送便で結局20日に届きました。便利になったものですね。そして意外に送料も安い!でも、注文してからじっと待つのもシャクなので、あれこれ検索したところ、安曇野市の図書館が提携している信州大学の蔵書にこれがあることが分かり、貸出し依頼したところ5日間を経過して何と入手した日は購入本の到着日でした。ということで、今、わが家にはThe Goldfinchが2冊あります。2冊あっても2倍速で読めるわけではなく、手にした本がLongmanの英英辞典よりもカサがあって、果たしてパスタならぬうどんを茹でる間も読むことができるか、とても不安です。

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