昨日、本日と安曇野市中央図書館で安曇野市・平和都市宣言１０周年記念のイベントが行われました。昨日の映画上映に引き続き、今日は被爆ピアノを実際に演奏しながらの記念コンサートでした。最初に、実際のピアノを見るととても痛々しくこれでコンサートができるのか心配になりました。これを修理・調律した調律師さんのお話では、爆風で飛んできたガラス質の粉塵が全体を蝕み、内部の弦やハンマーなども相当痛んだのですが、できるだけ当時の状態を残すため、大幅な改修は控えたそうです。コンサートではピアノの独奏、歌や朗読とのコラボが行われ、しっかりとそして力強いピアノの音色を聴くことができました。プロのピアニスト、そしてナレーターを兼ねた歌手の方の力量にとても演奏会が盛り上がりました。全体を通して平和への願いを込めた内容で、昨日挨拶された映画監督はじめ調律師、市長などを交えたお話が聴けて、充実した演奏会でした。
「被爆ピアノ」コンサート
ステキなコンサートのレポートありがとうございます。
平和の大切さを語ること、繋いでいくこと、あらためて大切だと（今の時期であるからこそ）深く感じさせるひとときとなりました。
被爆ピアノを使用しての朗読＆音楽コンサート、というのがよかったですね。
安曇野市、これからもこうした取組み継続してほしいですね。
コメント、ありがとうございます。今世紀こそグローバル化が進み、世界が平和のもと一つになることを信じていたのですが、逆に今や世界の平和が危ぶまれています。今回のコンサートでは地道にそして末長く平和活動をされている方々を目の当たりにし、大いに勇気づけられました。こうした輪を着実に拡げ、やがて大きな力になることを願ってやみません。当ブログをご閲覧いただき、ありがとうございました。