日帰り温泉、上諏訪「片倉館」

20131102今回は温泉の紹介です。県外の方で「片倉館」をご存知の方はかなりの温泉通だと思います。私は以前に長野県のローカル・テレビで、その存在を知り、いつかは行ってみたい温泉のひとつでした。昨日、山梨県からの山行帰りにこの温泉を目指して、諏訪に立ち寄りました。
「片倉館」は国の重要文化財にも指定された歴史ある施設で、明治以降の紡績財閥が地元民のために建設し開放したものなのだそうです。大正から昭和初期の面影を今に残し、浴室にはステンドグラスや彫刻が飾られ、大理石の浴槽と水深1.1mの底には玉砂利が敷き詰められています。100人同時利用できる広さは浴槽内を遊歩する醍醐味があって、空いている浴槽を私は10周ほどの遊歩とちょっぴり遊泳も楽しみました。
今週は、雨飾山の帰りには和風、今回は洋風と山以外にもレトロな温泉三昧でした。

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日帰り温泉、上諏訪「片倉館」 への2件のフィードバック

  1. 灰色ウサギ のコメント:

    小学校の修学旅行に入って、それ以来のファンです。
    子供の時は足が下に着かなくて、お風呂もなんて大きいんだろう、さすが千人風呂と感じたものですが、大人になると何もかも小さく感じます。ここの紡績工場の女工さん達が歩いて越えたと言う野麦峠を中山道が通るんだとばかり思っていましたが、越えたのは塩尻峠でした。野麦峠はもっと飛騨の方でした。
    片倉館の回数券も持っていたんですが、この頃は中山道に時間を取られて、諏訪は電車で素通りです。

  2. 安曇野の風 のコメント:

    コメント、ありがとうございます。片倉館は千人風呂と言われていますが、規模は百人風呂ですよね。国の重要文化財に裸で踏み込み、一抹の後ろめたさを感じました。でも、長野県人には親しまれているのですね。
    野麦峠はスキー場もあって、一度だけ滑ってみました。野麦峠越えの女工さんは、群馬県富岡市の製糸工場とも関係していて、女工哀史で有名ですよね。その富岡製糸場も世界文化遺産に登録申請していて、時代も変わったものです。

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