北信、地獄谷野猿公苑に行ってきました

20131119長野県は南北に3つのエリアに分けて、それぞれ北信、中信、南信と呼ばれていることは多くの方がご承知のことと思います。北信は長野市を中心とした北部ですが、親戚と家族の3人で北信の温泉と付近の名所を1泊2日で巡ってきました。山岳エリアの各スキー場はゲレンデの白さが目立つようになり、もうすぐ一斉にオープンする気配でした。移動中、湯田中温泉の先にある地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)に行ってきました。猿が温泉に入る場所として世界的に有名になり、私自身、野生動物が温泉に入ることは習性と思いしや、そうではないことを今回初めて行って知りました。この公苑を紹介したサイトでは『野生動物が温泉で傷を癒したとか言う民話や伝説が各地にありますが、どれも神話の域であり、昔からサルたちが温泉に入っていた訳ではありません。地獄谷のサルたちが温泉に入る行動を得たことは、餌づけによってサルたちの生活にゆとりが出来たこと、地獄谷の冬の寒さ、近くに旅館の露天風呂があったこと、いくつかの状況が重なって生まれた極めて特殊な行動なのです』と、ありました。実際に現地に行ってみると、百匹を越えるたくさんの猿がいましたが、温泉には入っていませんでした。係の人に聞くと、『まだそう寒くなっていないので、温泉には入らず、舐める程度』とのことでした。猫舌ならぬ猿舌で、のんびりと温泉湯を呑んでいました。この露天風呂は猿がいるだけのありふれた感がしましたが、それを取り囲む人垣には外国人が多く、インターナショナルな名所なのでしょう。

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