池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」を読んで

掲題の本は昨年に出版され、丁度ラグビーWCにもラップしテレビドラマ化もされて話題となった。その時点では大変人気を呼んで図書館での予約が殺到したので、しばらく見合わせることにした。今になってようやく待たずに借りられることに気づき、このコロナ籠りの時期に読むことにした。池井戸作品を読むのは「下町ロケット」についで2作目で、起伏と躍動感に富み最後にはどんでん返しも健在なのはさすがのストーリーテラーだと、思い興した。ラグビーをテーマにした単なるスポーツ小説と思いきや、企業を取り巻く過当競争の中で、最後には社会派、正義派が勝利する流れとなっていて、いつもながらの池井戸ワールドと言った感じだ。大変読みやすく、切れ目なく畳み掛けるストーリー展開は爽快なハッピーエンドで終わり、血湧き肉躍る思いをした。久しぶりに読書の醍醐味を味わった感がする。

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