森村誠一「棟居刑事の永遠の狩人」を読んで

20141023秋の夜長、題記の本を借りて読んだ。森村誠一はその昔、「人間の証明」で大ブレークした作家で、その時に初登場したのが棟居刑事だ。それ以降、棟居刑事シリーズは延々と続いて30冊を越える勢いだが、その最新作にして初めて読んだ。ベストセラー作家の推理小説を楽しみに読み始めたが、期待外れだった。ストーリは淡白で盛り上がりもなく、結末はご都合主義の取って付けた感の小説で、後味が悪かった。

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