J.ディケール「ハリー・クバート事件」を読んで

20141222先月、海外推理小説「カッコウの呼び声」にハマった延長で、題記の本を読んだ。欧州200万部超のベストセラーの言葉に惹かれ、図書館・新刊コーナーから借り出した。ずっと以前の失踪事件について何度も過去・現在を行き来するストーリ展開で、複雑な構成に冗長な部分も目立った。読む量には不足なく、二転三転して最後のどんでん返しはいつものパターンながら、まあまあ楽しめた。それにしても、日本では刑事訴訟の時効は25年だったはずで、この本の33年前の事件は何かしっくりこないのだが..。

カテゴリー: 読書 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。