もう師走ですね

いよいよ、12月に入りました。このところ寒さは例年並みと、やっと冬らしくなってきた安曇野です。先月、11月の気象はいかほどだったかグラフにしてみました。グラフの気温を見た通り、先月は例年よりも暖かい月でした。特に、最低気温は例年に較べ、5℃以上も高い傾向だったようです。雨量は月間累計で110mmと例年(約55mm)の倍もあり、雨の多い月でした。下のグラフをクリックしてみてください。スプレッドシートのグラフをWeb表示してみました。開いたページの上部メニューで、↓の矢印マークをクリックすると Excelファイルもダウンロードできるようです。縦軸のスケールが下の画像とは違って表示されていますが、グラフ表示をデジタルデータとして授受が可能なことを確認しました。今回のWeb表示は閲覧のみの設定にしましたが、編集を共有モードにすると、オンラインでリアルタイムに誰もがデータ&グラフ編集できるようです。まあ、あまり利用価値はありませんが、いろいろ試してみるのも楽しいものです。20151201-1

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辻仁成「日付変更線」を読んで

掲題の本は数ヶ月前の新刊リリース時に借りて読み始めたところ、馴染めずに途中投げ出した曰くつきのものだが、やはり気になって読むことにした。著者は今、話題の人で、作家・映画監督・ミュージシャンと多才な経歴の持ち主だ。本作は文体が変わっていて4人の人物がそれぞれ日記風に一人称で綴った面白い作風だ。渾身の長編小説のようで、戦後70周年を記念して苛烈な戦争と向き合った日系二世から日系四世まで、戦時下と現代がミックスして意外な展開をみせる。途中までは冗長な感じがしたが、読み終えてみると、戦争や生死、カルト集団などの主テーマについて、筆者の主張が込められた渾身作であることが頷けた。ちょっと、ご都合主義的なストーリ展開だったのが難と言ったところか..。

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オーディオフェア in 松本

20151129今日は松本市内で開催された掲題のイベントに行ってきました。この種のイベントに出かけたのはおよそ5年ぶりでこちらに転居後、初めてです。出展メーカーは50社以上の県下最大級の規模のフェアで、会場には地方にしては多くの人が来ていました。アナログプレーヤーだけでも300万円以上などの超ド級の製品も多く出展されていましたが、広いコーナーのあちこちから発生する音が重なって、じっくり聴ける状態ではありませんでした。音は機材だけでなく音響空間がとても大事で、今日のイベントではハッとする音には出会えませんでした。

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Ikea、立川店

20151128今日はうちのオバはんと首都圏にあるIkea立川店に行ってきました。ちょっとした部屋の模様替えを予定していて、やはしIkeaスタイルに頼ることにしました。9時の開店に合わせて、家を6時に出発し高速2時間、市街地こ1時間でオープン丁度に到着しました。Ikeaにはネット通販もあるのですが、割高なのとカタログショッピングではイマイチ不安で、現地で確認することにしました。品定めは予めWebカタログで調べておいたのでスムーズに午前中で終了しましたが、道中の市街地走行は渋滞もあって、久しぶりの都会の喧騒を味わってきました。

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積もらない、初雪

20151127-1今日の安曇野は日中が一番寒く、午後1時の気温が0.8℃で、雪がパラつきました。その時の外の様子を窓越しに眺めたのが今日の写真です。今シーズンの初雪で、長野県下の多くのエリアで同じように初雪となったようです。長野市では昨年よりも6日遅い雪とのことです。安曇野では積もらなかったので、初雪らしさを感じない初雪でした。それでも、北方から来る車の多くはボンネットや屋根に雪を載せていて、大町や白馬では平地で15cmの積雪だとニュースで報じていました。日差しもなく風もあって、今日は終日、寒い1日でした。

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車検で思うに...

20151126本日、マイカーの車検に出しました。通算13年を経過し、かなり老朽化してきましたが、とりわけ致命的な不具合もないのでこのまま、乗り続けることにしました。この13年間、給油毎に走行距離などのデータを記録してきましたので、この際 Excel でざっくりグラフ化してみました。累積の走行距離は19万Km弱で、まあよく乗りました。安曇野に引っ越してからもまずまずの走行距離ですが、多くはうちのオバはんの足がわりの結果で、私はもっぱらチャリに頼っています。燃費も昨今のエコカーに比べると劣りますが、老朽化にもめげずに伸長しているようです。ついでにこの13年間のガソリン価格ですが、最高単価が183円/L(2008年8月)最低は91円/L(2004年1月)でした。車の進歩も目覚ましい勢いですが、世間の活気から一線を画した田舎生活では車もロートルで十分な気がしています。新車に魅せられているオバはんは別として..。

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野山は初雪?

20151125今日は首都圏でも冷え込んだようですが、ここ安曇野は最低気温が3.2℃、最高で6.7℃とこの時期らしい気温になってきました。朝方、周辺を見渡すと、麓の山もうっすら雪化粧です。写真は窓越しに撮った風景で、たぶん今シーズンの初雪だと思います。
今日はうちのオバはんと年1の健診に、松本のA病院に行ってきました。年々おっくうになってきましたが、特にバリウムは鬼門で、体内への大量投与のせいか午後はゼッ不調で半日ふせっていました。オバはんも調子悪く、今日は健康のための不健康日でした。

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スパゲティ小説? The Goldfinch

20151124スパゲティー小説という言葉をご存知でしょうか。最近読んだ村上春樹の本に出てきましたが、これは村上さんの造語でスパゲティーを茹でながらもつい手にとってしまう小説という意味だそうです。夢中になって一気読みしてしまう小説の村上春樹がNo.1に挙げた小説が題記のものでした。何やらまだ和訳がないとのことですが、一念発起して試読してみることにしました。安曇野の図書館にはないので、Amazonで購入することにし、中古品を選ぶと本体価格が¥865、送料¥257の計¥1,122でした。納期が最大で2週間となっていて気長に待つことにしたところ、注文してからすぐに発送した旨のメールがありました。ところが、発送地がロンドンなのです。なるほど然りです。11月10日に注文し、現地からの直送便で結局20日に届きました。便利になったものですね。そして意外に送料も安い!でも、注文してからじっと待つのもシャクなので、あれこれ検索したところ、安曇野市の図書館が提携している信州大学の蔵書にこれがあることが分かり、貸出し依頼したところ5日間を経過して何と入手した日は購入本の到着日でした。ということで、今、わが家にはThe Goldfinchが2冊あります。2冊あっても2倍速で読めるわけではなく、手にした本がLongmanの英英辞典よりもカサがあって、果たしてパスタならぬうどんを茹でる間も読むことができるか、とても不安です。

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CDコンサート「SPレコード原盤によるモーツァルト伝説の録音」

20151123松本市のキッセイ文化ホールで開かれた掲題のコンサートに行ってきました。入場無料ながら事前に電話予約が必要で、定員60名の席が全て埋まりました。掲題のCDが最近、完成したのを記念して、オーディオセットでその一部を視聴する会です。本CDはSP時代の伝説的な名録音を最新技術を駆使してCD化したもので、3巻構成の最終巻が今月発売されたようです。総合司会はこのCDを企画編集した新(あたらし)忠篤さんで、音楽プロデュース関係では執筆などでも有名な方で、今回制作時の苦労やSP原盤の逸話など貴重な話が聞けました。このCDを最新のオーディオで聴くと、SP録音特有のサージ音がいかにも時代めいた雰囲気を満たし、高音に伸びた響きとはつらつとした音の拡がりが当時の演奏を彷彿させて、何とも心地よく楽しめました。印象深かったのは、新氏の解説も相まって

  • 大作曲家のリヒャルト・シュトラウスがベルフィルを指揮した「交響曲40番」は88年前の演奏で、今の演奏にはない古さと独特の哀愁を感じた。小林秀雄が執筆して有名となった「モオツァルト」はこのSPを聴いたことに因るものらしい。
  • 最後に聴いた「モーツァルトの子守歌」はモーツァルト作曲ではなく、フリースと言う人の曲であることを今日初めて知って、目から鱗になった。ましてや、戦前の日本で最も売れたクラシックのSPレコードがこの子守歌だったとは..。でも、どう聴いても耳タコの「モーツァルトの子守歌」はモーツァルトだ。

このCDコンサートは長野県教育委員会が共催する定期イベントのようで、また次回を楽しみにしたい。

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クルミのない、クルミ祭り

20151122今日はうちのオバはんが待ちに待ったクルミ祭りに、会場である東御市の道の駅に行ってきました。オバはんの行動計画で、まずは早朝6時に出発して軽井沢で朝食と出かけたのですが、一般道で山越えし立科町あたりで道に迷ったため、予定した星野リゾートのベーカリーに到着したのは9時近くになりました。ちょっと遅めの朝食になったので、ついでにスーパーで買い物をしてから帰路の東御市にある「雷電・道の駅」に立ち寄りました。否、立ち寄りではなくここが本日の目的地です。クルミ生産量日本一を誇る東御市が出荷シーズンの始まるこの時期に毎年、クルミ祭りを開催しています。クルミ入りのパンやケーキ作りに余念のないオバはんはここぞとばかりに殻付きの大きなクルミを買うのを楽しみにしてきました。ところがです、祭りの花形の「クルミの直売」が人気で売り切れなのです。店長に問い合わせたところ、店オープン1時間で売れ切れ、午後の品は何時に入荷するのも分からない、と言うのです。周りの客も騒然としていて、インターネットで注文したらどうなると聞くと、「もう350人以上の先客があって、これからの注文のお届けはどう見ても1ヶ月以上先になる」とどちらが客か分からない高飛車に恐れ入りました。然らば、近くの産直にでも行って見ようかと祭り担当者に確認したところ、まずはどこに行っても今日は手に入らないだろう、祭り初日の昨日も買いそびれた客で大変でしたとの、弁。だったら「クルミのないクルミ祭りなんだね」と捨て台詞して立ち去りました。1年がかりで待った純国産の「クルミ」が幻の彼方で、オバはんはいつになく元気がありませんでした。

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