焼岳の紅葉

今日は焼岳の紅葉を見に、中間地点のリンドウ平まで行きました。中の湯温泉の登山口から歩くことおよそ1時間半、写真のリンドウ平に出ました。この3年、連続して焼岳の紅葉を見ましたが、今年は不作のようで、いつもの感動がありませんでした。ナナカマドの赤はくすんで、ダケカンバの黄色はまだ少し早いのかところどころ緑の葉が残ったブチで、いずれも鮮やかさに欠けていました。期待が大きかっただけに残念な紅葉見物でした。昨年は10月1日の行楽で紅葉も見頃でしたが、今年は1週間位遅れているのかも知れません。

20151002

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白馬に初雪

20151001いつの間にやら、もう10月です。安曇野もそろそろ冬支度の時期となりました。写真は今朝方、散歩の途中に北の山を写したものです。左隅が先日、近くまで登った爺ケ岳、右隅の白っぽい山が白馬3山です。昨日は寒気団の影響で山がもう少しクリアに見えて、その白さが際立っていました。昨日、うちのオバはんと窓越しに山を見ながらの会話...「白馬に雪が降ったねぇ」「えーぇ、何言ってるの、あれは!」「そうかなあ〜」。
今日になって新聞の地方版を見やると、「9/29白馬に初雪」の情報がありました。シメタ、そこでうちのオバはんに...「やっぱり昨日見た白い山は雪だったよ」と言うと、オバはんは新聞をじっくり見て、「残念でした、初冠雪とは書いてなくただの初雪じゃないの。降雪だけで積りゃしなかったの!」
「う〜ん、そうかぁ〜」してやったりが、又してもしてやられたり..。

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ジョン・コーンウェル「ヒトラーの科学者たち」を読んで

分厚く難解な文章が続き、9月はずっとこの本ばかりを読んでいたような感覚で、やっと読み終えた。20世紀前半のドイツの科学者たちが、ヒトラーのもとでどのように行動したかを克明に綴った本だ。20世紀初頭のドイツは世界科学の中心地で、科学分野のノーベル賞受賞が半数以上を占めた科学立国だ。傑出した逸材の中でユダヤ人も多くヒトラーの反ユダヤ政策で、アインシュタインをはじめ、フロイト、ハーバー、シュレーディンガーなどの超エリートは迫害を逃れて亡命している。その一方で、ナチズムの考えの形成にも、科学者たちが大きく貢献している。ダーウィンの進化論を曲折してアーリア人を尊重し、その他雑種を排除する人種衛生学や優生学なる考え方が台頭し理論構築されて、その後のユダヤ人排斥運動にもつながっていく。この本ではヒトラーを取り巻く100人以上の科学者たちの挙動が列挙され、さまざまな生き様が描かれていて、およそこの時代の科学の流れが政治に翻弄されてきたことを思い知らされた。この本で思いを新たにした幾つかは、

  • ヒトラーは独裁者として、世界を席巻していたドイツ科学を兵器分野に応用し、さぞ強力に戦闘・戦略に利していたものと思っていた。が、意に反してヒトラーやゲーリングは自らの幼稚な科学妄想を追い求めてこれに固執し失敗し、国力を脆弱化させたようだ。
  • 核兵器開発でしのぎを削っていた時代で、ドイツの頭脳指導者であるハイゼンベルクの活動がこの本の全体を通して記述されているが、世界の核開発の先頭を走っていたドイツがこのハイゼンベルクのミスリードで遅れをとったことが詳説されている。党員でないハイゼンベルクのヒトラーへの反駁と思っていたが、そうではなく人道主義でもない実力相応だったようだ。
  • ハイゼンベルクほかドイツに留まった多くの著名な科学者は大勢に巻かれて止むを得ずに任務遂行をしたと思っていたが、ナチの残虐な施策に協力していたことを反省や後悔もしていないことに驚いた。その多くが大戦後のドイツで平然と学術活動に返り咲いている。

色々なことを考えさせられた本だった。

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紅葉2015【種池山荘周辺】

昨日2015/9/28、種池山荘(標高2,450m)周辺の紅葉めぐりをして撮った写真の一部をここにWeb公開しました。下の画像をクリックしてご覧ください。画像右上の三角マークをクリックすると、スライドショーも見れます。今回の紅葉めぐりでは、山の上は丁度見ごろでした。今年の紅葉は例年並みの出来映えのようで、ナナカマドの赤はちょっとくすんで葉先のチリチリ感もありました。でも、陽を目一杯に浴びた紅葉は眩しいほどで、朝と午後の陽光でまた違った輝きが楽しめました。種池山荘周辺は広大な紅葉盛りです。

20150929

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北ア・種池山荘周辺の紅葉

今日はうちのオバはんと紅葉を見に爺ケ岳手前の種池山荘方面に出かけました。朝の5時に出発して大町市の扇沢へ、6時から柏原新道を登り、種池山荘には9時20分に到着しました。ここから爺ケ岳とは反対方向の針ノ木岳方面のコースを1時間ほど行った岩小屋沢岳近くまで歩き、立山・剣岳を眼前に見渡しながら秋の紅葉を楽しみました。写真は今日のベストショットの風景です。紅葉の向こうには左に立山連峰、右に剣岳が真近に見えました。圧倒的な迫力です。帰りはピストンで戻り、午後3時に下山しました。登山口から種池山荘までの登りは3時間20分、下りは2時間15分でした。登りは近頃、肉体労働のバイトで鍛えているオバはんについていくのがやっとで、下りはリズムよく下ってきたものの最後のケルン辺りからのこ1時間はボロボロになっての帰還です。久しぶりの高山登山でバテバテの1日でした。

20150928

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穂高神社、御船祭り

20150927安曇野市の穂高駅前にある穂高神社では昨日、今日と掲題のお祭りがありました。毎年、この時期に催され、多くの人が繰り出します。写真は船をあしらった屋台を写したものです。屋台にはその年々にテーマに合わせた人形が飾られて人目を引きます。神社の境内に置かれた5台の屋台は、祭の最後には街中に繰り出され、屋台同士が荒々しくぶつかり合って気勢をあげ、幕となります。この内陸の地で、なぜお船なのか何とも不可思議と今年もまた思いながら、帰りました。

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図書館川柳、入賞作発表

この夏場に安曇野市の図書館で企画した安曇野に係る川柳応募の入賞作が決まり、市のホームページに掲載されていました。わが作は一次選考には選ばれましたが、最終の皆さんからの投票では残念ながら、落選となりました。まあ、予想通りではありますが、賞品の図書券は欲しかったです。

最優秀賞(1作品)
○常念岳を 家宝のように 語る父

優秀賞(2作品)
○辛口の 妻より辛い ワサビ漬け
○道祖神 こけむした妻 手をにぎり

佳作(5作品)
○安曇野の 夫婦手本は 道祖神
○夫婦にも フォッサマグナが 存在し
○太ったね 妻は安曇野 放牧豚
○買わずとも 蛇口ひねれば 名水が
○子どもらよ 北アルプスほどの 夢をもて

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長野県共通リフトシーズン券、外れました

先月、申し込んだ題記のシーズン券は例によって申し込み多数の抽選で、今回も不当選の連絡メールがありました。今回の応募総数は16000通を超えたそうで、当選(200名)確率は1%台でした。当たれば、長野県内のほぼ全てのスキー場でシーズンを通して有効なのですが、こちらに来て4年連続の落選です。まあ、当然と言えば当然ですが...。

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最後のミニトマト

20150924昨日の好天から一転して、今日は昼から雨です。夜の7時以降は外気温は14℃台となって、家の中も半袖では肌寒いほどです。季節は変わるもので、着々と秋も深まってきました。写真は数日前に撮ったわが菜園のミニトマトです。これは黒トマトで、赤と黄色のミニトマトは既に9月初めに撤去しました。この黒トマトのみが残りましたが、いよいよフィナーレ、写真の実の部分のみとなりました。でも、甘さも増して今が一番の美味です。これも9月で終わると思うと、一抹の寂しさを感じます。長きに渡り、よく夏場の食卓を潤してくれました。

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連休最終日は快晴

20150923今日はシルバーウィークの最後を飾る晴れでした。ここ安曇野は午前6時の気温が12℃で、朝方は放射冷却か辺り一面がモヤっていました。写真はモヤも明けた8時頃の近所の風景です。多くの田んぼは稲刈りを終えていますが、ここはまだ稲穂が残っていて一面の稲穂の先に北アルプスの山、中央の常念岳、その右奥には大天井岳(おてんしょうだけ)と、3000m級がくっきり見えました。

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