ポインセチア、短日処理スタートです

20150902冬場の昨シーズン、モノトーンの室内をカラフルに和ませてくれたポンセチアは今も健在です。今年は更に大ぶりになりましたが、この9月から短日処理を始めました。午後5時から午前8時まで、今年は物置内にしまい、日中は移動させて陽に当てるようにしました。写真中央の丸く切り出したものは昨年末に撮ったもので、短日処理が効を奏せば今年も色艶やかになると期待しています。鉢の日々の移動、これからまた長い2ヶ月間が始まりました。

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過ぎ去りし8月

前半の異常な暑さと後半の異様な涼しさが同居した8月も終わりました。あまりの変わりようを定量的に見ようと、この地、安曇野・穂高の気象データを検索して調べ、Excelシートでグラフ化してみました。今年8月の日々の気温と降雨量を過去30年間の平均値と比較したのが以下のグラフです。8月10日頃までは先月からの猛暑で日照り続きのカラカラ天気でした。ところが後半は気温がぐっと下がり、雨の日が多くてまとまった降雨量となりました。過去30年平均で、日々の降雨は3mmほどで例年8月の総雨量は93mmなのに対して、今年は結局171mmの降雨となり、例年の倍近く降りました。猛暑にうだされた頃、こんな様変わりを誰が予想できたでしょうか。膨大な気象データとそれを解析する能力は日進月歩で進化し続けているのでしょうが、現実の自然現象はまだまだ予測できないことを痛感した8月でした。20150901

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健康寿命、世界一

20150831先日の新聞に掲題の記事がありました。日本は男女ともに世界一の健康寿命国なのだそうです。健康寿命とは、私にとって馴染みがなかったのですが、病気などで日常生活が制限されることなく、自立的に生活できる期間のことのようです。先日読んだ本の「長いお別れ」を思い出し、健康寿命の意味合いが深刻に伝わってきました。世界一なのは喜ばしいのですが、統計データの数値を見て、何とも心細い我が身の現実を思い知らされました。

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OMFふれあいコンサートⅡ

20150830本日、セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)の題記のコンサートに行ってきました。今年6月の初めにチケットのネット販売で購入したコンサートです。小澤征爾・出演のコンサートは即完売で買えなかったのですが、今日のコンサートもチケット発売の初日にすでに最後列しかなかった曰くつきのもので、隅々まで正に超満員の盛況でした。何とも昨日は最前列、そして今日は最後列にハマりました。前半の部はOMFオーケストラ・首席フルート奏者のジャック・ズーンを中心とした室内楽、後半は同オーケストラの金管と打楽器によるアンサンブルでした。何がふれあいコンサートなのかよく分からないのですが、後半にはステージ上に椅子が並べられて40人ほどの一般人が目の前の演奏を楽しんでいました。前半の演奏も大喝采でしたが、後半のアンサンブルは12名の構成ながら、鬼気迫る迫真の演奏で館全体が揺れるが如く鳴り響き、終演するや2階席のほとんどの人が立ち上がって熱狂するほどでした。何せ、後半の金管はカジュアル曲が多く、映画のスーパーマン、インディージョーンズ、そしてスター・ウォーズのダース・ベイダーまでが登場したのですから..。クラシックのはずが、血が踊り久しぶりに興奮したコンサートでした。

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アンサンブル藝弦コンサート

今日は市政10周年記念と題した掲題のコンサートに行きました。いつも行く図書館に併設されたホールで催されたコンサートはいつもと異なる全席指定の夕刻からの会で、満席の盛況でした。演奏者はヴァイオリニスト井上將興氏を含めた門下生で16人ほどのフル弦楽器の構成でした。プログラムは

  • ロッシーニ 「弦楽合奏のためのソナタ No.3」
  • B.バルトーク 「ディベルティメント Sz.113」
  • チャイコフスキー「弦楽セレナーデ Op.48」

小編成の弦楽でしたが、最前列で聴くとかなりの迫力で久しぶりに生のアンサンブルのハーモニーに酔いしれました。(今日の投稿は画像なしで、恐縮です)

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中島京子「長いお別れ」を読んで

久しぶりに中島京子の最新作を読んだ。認知症の老人とその家族の約10年に亘る日常を淡々と描いた作品だ。時間の経過とともに病状が悪化して異様な世界が繰り広げられていく。しかし一方で、80歳以上のお年寄りの2人に1人が認知症またはその予備軍だと言われている。読み進むうちに、この異様な風景は決して珍しいことではない、極当たり前の日常的風景にすぎない現実に空恐ろしさを感じた。そうなのだ、他人事ではなく近い将来の自分の問題かも知れない。米国では「認知症のことを『長いお別れ Long Good-bye』と言うことが本書の最後に書かれていた。ナルホド、この本では10年前には別れが始まったのだ、と納得した。昨日の新聞で、この作品が中央公論文芸賞を受賞したことを知った。あらためて「長いお別れ」が大きな社会問題でその深刻さを浮き彫りにした思いだ。

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BSプレミアム「刑事フォイル」

20150827題記のTVドラマが始まるようです。日常はニュース以外にあまりテレビを見ないのですが、それでも面白そうなものは録画予約して、気の向いた時間に録画再生しています。ひと頃は海外ドラマ「ダウントン・アビー」と言うシリーズ物にハマっていましたが、シーズン3までの放映で今は小休止している模様です。今度のシリーズは第2次世界対戦中の頃を描いたものだそうで、面白そうなので録画予約することにしました。

8月30日(日)スタート BSプレミアム 日曜午後9時00分より
(再放送:BSプレミアム 翌週日曜午後4時30分より)

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辻大悟「信長の笑み光秀の涙」を読んで

本のタイトル名に惹かれて読んでみた。そのストーリに触れると、どう書いてもネタバレとなるので、ここではなるべく控えるようにしたい。最初に出てくる僧が一体何者なのか要と知れず、じれったいほどの書きぶりだが、やがて物語の中核となって展開していくくだりは、まさに本を読む醍醐味だ。ところで、織田信長が本能寺で光秀の謀反と知ったときに言った「是非に及ばず」という言葉は余りにも有名だ。従来の解釈では「仕方がない」と言う諦めの説が一般だが、「何、光秀の謀叛らしいかと?(それが是か非か)本当かどうか、論ずるまでもない。即刻戦え!」と言う解釈もあるようだ。この本ではこの場面の解釈が力説してあって、「(光秀よ、お前は)全く間違っている」の意としていて面白い。この本は「本能寺の変」から15年経過した後の時代を描いた物語で、実在する人々を扱った歴史小説ながら筆者の独自解釈で書かれた面白いフィクションだ。

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ひまわり畑

暑かった夏はどこに行ってしまったのでしょう、のこの頃です。今日午前中、雨のない時間帯に久しぶりに自転車で近くを散策しました。写真は安曇野インター脇にあるスイス村付近で見かけたひまわり畑です。広い畑のどこを見てもひまわりの花がこちらを凝視しているようで、ハッと息を飲むほど興奮しました。安曇野にもまだ夏がありました。

20150825

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玄関先の虹

20150824今朝、玄関のドアを開けたら、巨大な虹に出くわしました。雨が降った風情もないのに、このアーチ。隅々まで途切れることなく弧を描いています。こんな大きな虹を見たのは、この地に来て初めてです。朝6時台の出来事で、しばらくは消えずに威容を誇っていました。きっと通学の小中学生も心奪われたことでしょう。何となく、得した気分の朝でした。

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