ブルーベリーの実

20150624わが菜園の一角にはブルーベリーの木がわずかながらあります。数年前から少しづつ大きくなってきたのですが、今年初めての実がなりました。うちのオバはんもそれはそれは初収穫を楽しみにしていたのですが、ここに来て異変が生じました。写真手前の木が一番、実りが早くて今が食べ頃の丁度の時にあっという間に全て鳥に食べられてしまいました。オバはんの落胆は尋常ではなく、これから熟す隣りの木を何とかしたい思いが最高潮となりました。と言うことで私の出番となり、急遽、鳥よけの網を張ることにしました。ブルーベリー農園では居並ぶ木々に熟した実を何ら覆っていないので楽観視していましたが、周りでよく知る人に聞くと防御網は必須とのことでした。写真写りは貧相な覆いですが、これでも近場のホームセンターで材料費1.5k¥を投じて作った代物です。収穫物との費用対効果は圧倒的な損益ですが、まあシャーないか...

😳 菜園の ブルーベリーの 実が熟し 膨らむ喜び 鳥とて同じ

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錦織圭「頂点への道」を読んで

昨年の全米オープンでの快進撃も記憶に生々しいが、図書館の新刊コーナーで掲題の本を見つけた。「現役トップ選手が自らここまで書いた本は稀で、全スポーツファン必携の一冊」とあり、恐縮ながら必携でなく借用で読んだ。構成は本人が始めたブログの6年に渡る歩みが掲載され、これにスポーツライターの秋山氏が観戦記やテニスの基礎知識などを補足解説した体裁となっている。怪我に苦しみ、世界ランク898位からの苦闘が生々しくつづられ、世界を転戦するツアー生活の厳しさや、本人の成長するステップが読み解けた。錦織選手はフィジカル、メンタル、テクニカルの全てを磨けあげた傑出した逸材だが、この一言では言い尽くせない。世界のテニス競技人口は1億人以上とも言われるが、その頂点を目指すことの計り知れない凄さを感じた。日本人がどうしてここまでにと素朴に思うが、米国フロリダに住む本人談から...

なんといっても、日本の居心地の良さは半端じゃないです。(日本にいると)自分がなんとなくダメになっていくのが、日に日に分かるような気がします。やはり、海外だとテニスに打ち込めるので、自然といい方向にいくんです。

この6月末から始まるウィンブルドン、彼が課題とする芝コートでの大ブレークを期待したい。

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ベーカリー「Sweet あづみ野」

今日は夏至で、ここ安曇野の日の出は4:33、日没は19:11でした。明日からは日が短くなって、いよいよ冬も間近かと、何となく心も弾んできました。今朝は久しぶりに陽射しも戻り、午前中に近くを散策しました。たまに出かけるコースは、周遊およそ5kmの道のりで途中にパン屋さんがあります。そこで、今日もいつものパン屋さんに立ち寄りました。掲題の店は昨年の春先にオープンしましたが、焼きたてのパンの豊富さとリーズナブルな値が人気を呼んでいつも賑わっています。今日の様子を写真に納めましたが、いつも選ぶカレーパンとプレッツェルがまだ仕込み中で、替わりにフレンチトーストとクリーム入りフランスパンにしました。カフェラテはタダの飲み放題で〆て240円、朝は10時のおやつでした。外テーブルでの休憩は生憎、常念岳が見れませんでしたが、まずまずのウォーキング日和でした。20150622

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アジサイが咲きました

20150621このところ天気も梅雨空で鬱陶しく、体もなまってきました。そんな中、今日も雨の父の日に娘から荷物が届きました。開けてみると、こ洒落な雨傘にニンマリ。何やら気も変わって「雨の日もいいもんだ」などと、極楽トンボな毎日です。しっとり濡れた庭先に目をやると、奥まった一角にはアジサイの花が咲いていました。写真はうちのオバはんが手塩にかけて育てた3つの株。だいぶ開花して、見頃になってきました。オバはん曰く、「アジサイの花の色は土壌にも拠る」とのことです。真ん中の株は昨年、鉢でいただいた時はピンク色の花でしたが、ここに移植したら青色に変化しました。庭先はきっと、アルカリ土なのかなあ..

😮  庭先の アジサイの花 色変わり 土壌を調べる リトマス紙のよう

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CD鑑賞会

20150620先日、当ブログでもご案内しましたが、掲題の第4回目のコンサートに行ってきました。前回よりも少人数でしたが、主催者をよく知る人が集まり皆、意気投合してじっくりと聴き入りました。写真のリンク先に本日のプログラムの一部をYouTubeから拾い集めてリストにしましたので、試聴いただければと思います。前半はドヴォルザークの「新世界」をカラヤン、バーンスタイン、ヤンソンスの3アーティストを聴き比べました。小さなコンサートホールながら、ホールトーンたっぷりにオケの醍醐味が味わえ、そして瞬時にアーティストを変えて聴き比べることができて、いつもながら感心しました。後半は島津亜矢の特集で、演歌からポピュラーソングまで10余曲、楽しみました。歌唱力は当代随一のようにも思います。音源がCDだけでなく、YouTubeや放送媒体からのものも披露されましたが、生のコンサートのように会場一杯に響き渡り、楽しい演奏会でした。

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進化する車

20150619先日、隣県から友人が来ました。年1ほどの頻度でやってくるのですが、天気が悪いから来た、と言うのです。普通なら、逆だけど..。雨模様とは言え、家で燻っているのもなんだと、友人の車で近場をドライブしました。男同士とは言え会話が弾んで、喋りっぱなしだったのですが、車内ではしょっちゅう横やりが入りました。大半は音声ナレーションです。「急カーブです」「安曇野エリアに大雨・洪水警報が発令されました」「車が蛇行してます」など、軽視できない声に落ち着いた会話も続きません。音声外に「アラーム」もあり、「とにかくウザいよ」と本人も気にしているのですが、設定をいじると更にわけがわからなくなるので、ほっといているとのこと。トンネルに入る直前にはライトが自動点灯するのに感心すると、本人は「当たり前だろ、でも遠目と近目をコントロールしないんでイマイチだよ」との弁。トラブル時のサポート体制と言い、車の位置情報をはじめ、どうやら運転状況はセンターで監視下にあるようです。数年先には自動運転の乗用車も出まわるようですが、車の進化はいたるところに及んでいるようです。

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ベートーヴェン、交響曲第6番「田園」

先日、生の演奏会で掲題の曲を聴きました。この曲は中高生の頃、よく聴いた曲で思い入れもあり、この梅雨時にあやかって我が家でCDの聴き比べをしました。今回もあまり手持ちのCDがないのですが、自分なりに好みをランク付けし、感想を記しました。

20150618k★★★★
クレンペラー、フィルハーモニア響
録音:1957年10月
LP時代からの愛聴盤で、思い入れの1枚。伝統のドイツ音楽の響きは骨太で力強く、安定感は抜群。耳タコの如くよく聴いてイメージが固定されてしまったか、セオリー通りの型にはまった音色のようで、今ではイマイチか..。

20150618t

★★★
テンシュテット、ロンドン響
録音:1985年9月15, 16, 19日
中庸でオーソドックスな演奏は、田園のテーマにふさわしいのどかで癒しが売りの第1、第2楽章は逸品。反面、途切れない第3〜第5楽章の激しく躍動感のある後半は緻密に計算されたスタンダードな演奏で、もっとハッとする変化が欲しい。

20150618kj★★★★★
カラヤン、ベルリンフィル
録音:1975 – 1977年
1970年代の脂に乗りきった演奏で、ハーモニーの卓越さは華麗の極み。早いテンポが持ち味で、最終楽章はテーマの「嵐の後の喜びと感謝」を超え、日の出の輝きから陽はどんどんと登り活気みなぎる勢いとなって迫り来るようだ。

20150618ct

★★★★
クリュイタンス、ベルリンフィル
録音:1960年3月2, 3, 9日
クリュイタンスはベルギー生まれのフランス育ち。この田園は芳醇で力強く、繊細さも醸し出す誉れ高き名盤。第4楽章は地鳴りの如く背後から迫る「嵐」がドイツ音楽にフランス風の激しさを加えて、圧巻。

20150618c★★★★★
チェルビダッケ、ミュンヘンフィル
録音:1993年1月25日
演奏時間はカラヤンの38’10″に対し、51’03″の長々たる長さ。最終楽章は極めて遅いテンポで朗々と響き、穏やかでその遅さの説得力に圧倒される。田園よりもむしろ天上の楽園のような心地で、心安まること請け合い。

思い入れの「田園」、各演奏のバラエティさを聴き分けるのも楽しい限りでした。

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広報「あづみの」

20150617掲題の冊子が今朝の郵便受にありました。市が発行する月刊広報誌の最新号は今月でNo.209号となりました。今月号では、安曇野市が誕 生して10周年、その関連記事がありました。2005 年 10月1日、豊科町・穂高町・三郷村・ 堀金村・明科町の5町村がひとつになり、この5月7日には豊科地区に立派な新市庁舎が開庁しました。先日、穂高支所の脇を通りかかったら、庁舎の解体工事が始まっていました。いよいよ、統合後の整理も佳境に入り、庁舎も終焉して更地になるのかと思ったところ、そうではないのです。今月号によれば、解体後にこれまた立派な支所が建設されるのだそうです。各地区での新庁舎の再建と言い、毎月のカラー刷り冊子と言い、何と経費のかかることでしょう。町が錆びれるよりかはマシですが、何とかなりませんか ...
高い市県民税の納付は!

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原田マハ「異邦人」を読んで

原田マハの作品を初めて読んだ。きっかけはこの春、よく行く図書館の催しものでこの作家の講演会があり、申し込んだものの抽選漏れで機を逃したことがあって、この新刊本に興味を持った。原田マハの経歴をネットで見ると、作家に至るまでは学芸員やカルチャーライターなどの職歴があるようだ。本作では学芸員の経歴を活かした脚色で絵画、画廊、美術館などの世界を京都を舞台に描いている。このところ、「源氏物語」や「大原御幸」の呉服成金などで殿上人の物語を読んだが、この本でも庶民とはかけ離れた世界の話だった。ミステリーに相当するのは最後の一部で、たたみかけるような展開が取ってつけたようで、ちょっとご都合主義の感覚だ。全体を通してはドラマ、エンタメとして楽しむ作品だと思う。

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CD鑑賞を楽しむ会

この春先に掲題の会がありましたが、今回はこれに引き続いて第4回目の催しとなります。主催者の方からお誘いメールがありましたので、ここに掲載させていただきました。今回も前回と同様にコンサートホールにオーディオ機材を持ち込んでCDを聴く会です。どなたでも無料参加できますので、ご都合よろしければ、ぜひお出かけください。開演前の13時からは持参したCDも再生できるようです。この機会をお見逃しなく...。

日   時:6/20(土)14時より
場   所:あづみ野コンサートホール
プログラム:前半はドボルザーク第9交響曲「新世界より」
      後半は島津亜矢を中心としたポピュラー曲

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