バラ祭りコンサート

20140608昨日、美術館内で開催された題記のコンサートに行ってきました。梅雨の曇天の中、自転車で出かけました。演奏者は近隣に住むピアニストとクラリネット奏者で、なかなかの腕前でした。プログラムはクラシックの小品とポピュラー・スタンダードの馴染み曲が聴けました。最前列に陣取って久しぶりのクラリネットの音色に酔いしれました。フィナーレはモンティの「チャルダッシュ」でこちらに来て、ヴァイオリンとマンドリン演奏に次いで3度目の出会いでした。クラリネット版もなかなか面白く聴くことができました。思えば、私も学生時代にクラリネットを購入して信州へ引越す前まで所有していました。妻帯者になってからは吹くことを止めて久しく、今、手にしたらきっと音もでないだろうなあ、などと思いを馳せました。

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NHK BS「世界大戦ドキュメンタリー」を観て

5/31(土)から6/5(木)までの六日間、NHK BS1で世界大戦のドキュメンタリー番組が放映された。連ドラ予約で録画して本日までにこれを観た。前半の2日間は開戦100年となる第1次世界大戦をドイツの公共放送局が、後半4日間は70年前のノルマンディー上陸作戦を英国BBCとフランスの会社がそれぞれ制作した。ともに節目の年になるのと、ノルマンディー上陸作戦は6月6日が決行日(D-Day)であり、より臨場感があった。
20140607第一次世界大戦は化学兵器を含めた近代兵器の投入によって過去に類のない大量殺戮が行われた。日本では第二次世界大戦の陰になって印象が薄いが、むしろ第一次世界大戦の方が仏では3倍、英では5倍の死傷者が出て凄惨な戦いであった。ノルマンディー上陸作戦は連合国の25万の将兵と7千隻の艦艇を投入した大規模な陸海空軍共同作戦で、大戦の欧州での勝敗を決定づけた。その2年前の1942年にも上陸作戦を決行したが、5千人以上の犠牲者を出して失敗に終わっている。その後、2年をかけて徹底した情報収集と計画遂行をし実行していった様を目の当たりにした。作戦に成功したとは言え、初日だけで数千人の戦死者が出、上陸後の2ヶ月間に及ぶノルマンディー攻防での全体死傷者数は今だ明らかになっていないようだ。仏の会社のドキュメンタリーでは水中撮影ロボットや潜水艇を駆使して“作戦の記憶”を海底から掘り起こし、これまで知りえなかった機雷によって沈められた連合軍船団の夥しい船舶の傷痕を鮮明に映し出している。
3カ国で制作されたドキュメンタリーを観ていずれも戦争の悲惨さ、とりわけ20−30代の多くの兵士が犠牲となっているのが痛まれる。作戦に従事し生き残った人の回想では、皆誰もが祖国のために死を覚悟し絶対に生き残れないことの述懐が印象的であった。昨年読んだ特攻隊員関係の本も然り、大戦はまさに世界中の若者が苦闘し壮絶な記録を刻んだ歴史であることを改めて感じた。

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我が家にもバラ

20140606先日、美術館のバラ園に行きましたが、その後、我が家のバラも開花が進みました。今日は梅雨空で湿っぽい日でしたが、薄日も射してバラも元気そうでした。玄関先には白バラ、庭先には黄色と赤いバラが他の草花と咲き合っています。先日のバラ園ほどの見事さはありませんが、小さくその可憐さは自宅ならではの感がします。と言っても、育て方やその手入れは門外漢で、オーナーのカミさんには頭が上がりません。

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イチゴ&ジャム

20140605本日のニュースでは、関東甲信越が梅雨入りしたと報じていました。大雨注意報もでていて、恵みの雨を期待していたのですが、ここ安曇野はお湿り程度です。わが菜園ではイチゴの収穫が終盤となりました。本日も露地イチゴの実を採ってきましたが、ごく少量でした。ここ一ヶ月ほど、朝のヨーグルトにフレッシュ添えしたり、ジャムにして旬の味を楽しみました。ジャムは普段、市販品を食しないのですが、自家製を恐る恐る食べると、その甘酸っぱく濃厚な味に魅せられました。 – 露地イチゴ 小粒も積もれば ジャムとなる –
舌鼓の味にも限りがあり、そろそろ旬も終わりのようです。

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NHK編「わたしの藤沢周平」を読んで

20140603各界の「藤沢ファン」の熱い思いが詰まっている、と言う題記の本を読んだ。NHKで放映された題名番組を本にしたもので、藤沢周平の著書から30数タイトルについて39人の著名人が語ったものを編集している。たまたま図書館で目にし、1年半ほど前に半年かけて全集を読みあさった頃の思い出が蘇った。とは言うものの全部読んだはずの作品で個々に想い出すのは半数もなく、読んだそばから忘却してしまった自分のふがいなさを痛感した。著名人、各人のここぞとの思いがなかなか伝わってこない。ふーん、そんなもんか程度であり、自分のお気に入りの中から印象深い三タイトルに付き一言を下記するが、これとてそんなもんかと思われるに相違ない。とちょっと、後ろ向きな投稿で恐縮です。
・「用心棒日月抄」四部作に連なる痛快活劇は読み出したら、もう止まらない
・「秘太刀馬の骨」剣術と推理小説が融合して身震いするほどの、わくわく感
・「海鳴り」罪を犯す主人公に我が身も乗移りスリリングな展開に、最後までしびれる

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満願寺つつじ公園

20140531満願寺には規模の大きいツツジ園があり、見頃は5月末から6月初旬ということで、本日、愛車のAzuminolike号をお供に出かけました。約5000株のツツジが色鮮やかに咲き、境内では湧水が流れてマイナスイオンいっぱいのパワースポットでした。今季、最高気温の暑さでしたが、この花咲く山寺ですっかり癒されました。帰りは約9kmの長い下り坂を時として弾丸の如く、はたまた止まりそうになりつつも、ペダルを全く漕がずに穂高駅近くまでクルージングできました。こんなロングコースをほとんど立ったままの状態で、エキサイティングに下って来れたのは初めての快挙です。安曇野の丘陵地帯の広大さを改めて実感しました。

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ばら、バラ、薔薇

20140530我が家の庭先にもやっとバラが咲き始めました。安曇野にもバラの名所があると言うことで、本日、豊科近代美術館に行ってきました。既に満開の勢いで、今週末からは1週間のバラ祭りを開催するようです。今日はウィークデイにも拘わらず、観光バスが何台も連なり賑わっていました。ちょっとしたバラ庭園で、無料で見れるのが嬉しい限りです。美術館の側壁には一面のバラが咲いて、我が家にも壁際に咲かせたいなあ、など目の保養になりました。次週の土曜日には美術館内で、バラ祭りのコンサートがあるようで、心待ちにしています。

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ピアノの調律で...

20140528

本日のピアノ調律、直後の様子

本日、安曇野に引っ越して3度目のピアノ調律をしました。1昨年からピアノを我流で始めて2年が経過します。昨年の今時分は調律してもらっても、前後の違いはあまり分かりませんでした。今回は、一部のキーが不調で前もって調整をお願いしました。黒鍵の一つが濁った音色になったのと高音部の一部がキーのかすれ音が出て、弾いていて気分が良くなかったのですが、調律で目出たく直りました。従来、ピアノは老朽化が進むのだろうと思っていたのですが、昨年末に読んだ本ではどうして古いピアノも長く使い込めることを知りました。手入れが何より大事なのだそうです。わがピアノは20数年選手で、実は一番脂が乗っているのかも知れません。とは言え、ブログ人自身はひよっこの初心者で、まだまだピアノが弾ける領域にはほど遠いようです。まあ、本日の調律後は何となくキーの感触もよくなった気がして、同じピアノなのに新鮮な感覚がしています。

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夏山前に...

20140526ここしばらく山歩きを見合わせていました。古くから左ひざに持病を抱えていて、下山中に時として痛むことがあり、5月半ばに思い切って整形外科に見てもらいました。最初のX線透過では分からず、MRIで診断したところ膝の関節包の中にある滑膜が一部肥大化していて、これが運動中に支障し炎症を起こすとのことでした。取りあえず患部に注射して様子をみようということで、週末土曜日に近くの光城山/長峰山コースを2往復してみました。結果は応急処置の甲斐がなく、最後の下りは例の症状が出ました。本日の診断で治療には手術処置もあるようですが、術後のリハビリなどでシーズンは棒に振るのと治る保証はないとのこと。また、ストレッチや鍛錬で克服できるものでもないと念押しされました。まあ、今シーズンも無理をしない程度に山歩きすることにしました。北アルプスのお膝元に引越し、名峰制覇を心待ちにしていたのですが、どーも思い通りにはいかないようです。昨年のカミさんの半月板手術と言い、わがロートル組は夏山に向けて自重のシーズン明けです。

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週末はコンサート

20140525きのう今日とコンサートに出かけました。久しぶりの生演奏です。
昨日は安曇野市の豊科で開催されたコンサートでフランクフルト放送響メンバーによる演奏はモーツァルトのアイネクライネとデベロップメント他、馴染み曲でした。さすが一流どこ、見事なハーモニーでした。超満員の盛況で、余興では各自のインタビューがあり、今年リタイアするヴァイオリニストの今後の抱負が趣味に没頭するとのこと、そしてその趣味がヴァイオリンと聞いて、何とも一途な人生に思わず身震いしました。
本日は地元合唱団主催のバッハ「マタイ受難曲」でした。3時間を越えるフルバージョンを初めて聴きました。CDとは違った大迫力で時間の経つのを忘れて大満足でした。アマ合唱団の1年の成果がプロの独唱ソリスト及び楽団と調和して何とも素晴らしい演奏会でした。開場前に並んでいた時は、多くの田舎のご老人はこの難曲が解るのかなあ、などと思っていましたが、演奏が終わると、誰しもが大喝采しているのが印象的でした。信州の音楽熱はハンパじゃない!

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