車更新の準備(その2)タイムプランの効果

昨日ブログで中部電力のタイムプランに契約すると、深夜料金の電気単価が通常の約半値になると記しました。その分、日中の単価が逆に上がるのでトータルではどうなるか、その影響度を調べてみました。従来の従量電灯Bの単価は月次の使用量によって変わりますが、1日24時間、いつ使っても単価の差はありません。中部電力のタイムプラン(東電の夜得プラン)にすると夜間が安い分、日中は従量電灯Bよりも割高となります。その契約単価を図中の表に示しますが、そこで中部電力のケース(表中の黄色の基本料金)で使用量と料金との関係をグラフ化してみました。グラフで赤のラインが今まで契約していた従量電灯Bです。タイムプランでは、デイタイム(7〜23時の16時間)とナイトタイム(23〜7時の8時間)のそれぞれで消費した電力量をある係数の比で固定した場合を7ケース(比が1〜7)でグラフにしました。このグラフで意味するところは、例えば、デー/ナイト比が2、つまり16時間と8時間のそれぞれの電力量の比が2となるのは、昼も夜も同じ負荷で電気を使用したことになります。この比が大きくなるに従って、電気料金は高くなります。そこで我が家では一体、どの程度の比率になるのか、23時と7時の2回、これを毎日、約1ヶ月間、電力メータを読み取り記録しました。これを集計すると、我が家ではその比が2.7でした。この比率(グラフで群青色)であれば、意外に従量電灯Bよりもわずかに低額料金になっていることが分かりました。つまり、普段の生活から夜型にシフトしているようで、タイムプラン契約に変更しても何ら支障はない、結論となりました。
これから始まる深夜充電では、およそ月、2週間程度(14×12、168kWh)、走行距離にして700kmほどの利用とすると、グラフ中では青と緑のラインの中に収まるように思えます。この充電代による電気代アップ分は月2,300円ほどとなります。従量電灯Bでの相対費用、4,700円に比べてタイムプランの効果は絶大です。これで、月700km走れればおんのじです。しかもEV走行で、一切排ガスを出しません。
残りは遠出した時のハイブリッド走行で、どの程度の燃費になるか、と言ったところでしょうか。

20160205

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車更新の準備(その2)タイムプランの効果 への2件のフィードバック

  1. 厳島 のコメント:

    やっと(やっぱり)更新ですか。我が地球に優しい車ですね。いいですね!!!
    カタログを見てしまったら即購入の厳島ですが200kmぶっ飛ばした安曇野の風さんですから時間の問題ではと思っていましたが。
    さっそくお祝いノボリ、横断幕準備しますから!!
    信州の荒野を稲妻のごとく滑空される姿が思い浮かべられます。
    新電気料金でこんなに細かく検討されるとは恐れ入りました。並みの人は面倒くさいので
    、、、だろうでプランを決めてしまいます。
    残念ですが!!我が家21時完全消灯、太陽がお出でての起床スタイルなのでどのプランにも当てはまらないのです。
    しかし夜型の使用量ですね。読書それともピアノですかね?生涯学習なのでしょう。 

    • 安曇野の風 のコメント:

      コメント、ありがとうございます。今度、更新する車が家庭の電気代に直結するようで、いろいろと調べてみました。ガソリンは今こそ安くなりましたが、変動も激しいので、この先も見通せないですよね。深夜電力も震災前は半値近かったようで、これも見通せません。まあ、なるようにしかならないのですが、せめて、どんなことになっているのか、とつい思い巡らしてしまう性分のようです。
      我が家は夜型の生活のようですが、読書もピアノもしてないのに何をやっているか、不思議です。ピアノはもっぱら家に誰もいない時の手習いでして、深夜に弾けたら嬉しい限りです。でも、うちのオバはんが...

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