アウタロウ・レポート【音】

20160314アウタロウの今日のテーマは音です。深夜に満充電して、いざ乗り出すとまずはバッテリーによるEV走行が優先で走ります。前後の各60kW(82PS)出力のツインモーターがフルタイムで4輪を駆動させ、出だしは電車に乗った時によく聞くインバーターのような音がします。極低速ではほとんど車からは音が出ないので、歩行者に走行を知らせるスピーカ音が出て、運転席からは窓を開けると、その音が聞こえます。わざわざ音を出すのも変な感じでスピーカ音を消すこともできますが、道交法上でも特にスピーカ・アラームを義務付けてはいないようです。カタログでは「PHEVならではの静粛性」とあって、当初はさぞ静かで思わず居眠りでもしたくなるのではと思っていましたが、実際にはタイヤからのロードノイズや遮音し切れない車外のノイズもあって、そこそこ気になる音も聞こえます。カーオーディオで評するなら、静かな室内楽を聴くこともできますが、そのピアニシモの音まで楽しむには至らないと言った感覚です。中高速での風切り音もほとんど気にはならないですが、特に風の強い日などはやはり強風の日であることを隠しきれません。前の車では、高速でのスキーキャリアの音が気になりましたが、今は聞こえなくなりました。遮音性が高まったのでしょう。でも、高速道のトンネル内ではロードノイズが大きくなって会話は可能ですが、室内楽をじっくり聴くにはシンドイと言ったところでしょうか。
EV走行ではなくハイブリッドのエンジン走行になると、少しエンジン音が聞こえるようになります。エンジン起動しても通常はその音が聞こえにくい程度ですが、ダイレクトに車軸を回したり、急速に充電する時はエンジン音がノイズとして聞こえるようにもなります。アウタロウに乗り換えた時はなんと静かな車なのだろうと思っていましたが、慣れてくるとこんなものかと思うようになりました。アウタロウは静かなようで、そうでなかったりもするのです。

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