田舎暮らしのラジオ生活(その1)

テレビ全盛の時代ですが、私にとってはテレビよりもラジオにハマっていて、当ブログにて複数回に亘りラジオのお話をしたいと思います。もともとテレビはあまり見ない方なのですが、最近はラジオにより関心が高まりました。と言うのも、iPadを使い始めておよそ1年になりますが、iPadとラジオの相性が抜群にいいのです。一昔前なら電波を受信してonAirで放送を聴くのがラジオの定番でした。これがインターネット越しでいろいろと楽しめるようになって久しく、私は今にしてこれを享受しています。インターネット放送を聴くのなら何もiPadでなく、パソコンでも十分ですが、普段の暮らしの中で気軽に扱えるハンディなiPad、そしてワイヤレス・ヘッドホンとのコンビがとても馴染むのです。と言うことで、私のiPadのタッチ画面ではラジオ関係のアプリを以下のように設定しています。ダウンロードできるアプリは他にまだまだあって一通り試しましたが、以下の5つのアプリで満足しています。これらのアプリについては、以降の投稿で説明したいと思います。

ところでテレビ然り、ラジオも地方局で構成された地域限定の公共放送で、我が長野県では県単位の放送網です。そもそもメディア放送は電波という限られた「資源を分け合う」仕組みを作るのに、複雑な経緯をたどったようです。まず地方を舞台に地元資本や地元権力である地方紙がローカルな権益争いをする一方、中央では大資本や全国紙、代理店が電波という利権を分け合いながら地方との折り合いをつけてきたきわめて”風土的産業”のようです。中央のキー局の番組を地方局が買い取り独自に放送するスタイルは今だ続いていますが、ラジオは極端に地方色が強く全国放送的なものはNHKに限られるのが実情です。つまり、首都圏で聞けた民放のラジオ番組は地方では全くのカヤの外なのです。
そこで、登場したインターネット放送は電波のように「資源を分け合う」というビジネスではないところが特徴で、本来ならば今までの”風土的な産業”に風穴を開けてしかるべきところです。ところがどっこい、インターネットの革新的な技術が使えるのに、radikoをはじめとしたアプリはクローズドな技術を使って逃げ切りを図っているのです。例えば、radikoでは我が長野県のSBCラジオなどのわずかな局のローカル番組だけが聞けて、首都圏エリアのようにTBSラジオなどは聞けないのです。これらの状況を踏まえて、次回以降は私のiPadに登録したアプリの使い勝手などを紹介します。

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