新年度に疼くピアノ(その3)楽譜と音源の準備

新年度の課題曲はモーツァルト:ピアノソナタNo.11の第1楽章にしたので、まずは楽譜と音源の準備です。楽譜は幸い、娘がその昔に習った時のソナタ集が家に残っているのですが、何ぶん分厚く製本もボロボロにほころびてしまっています。そこで、そおーっとスキャンしてまずは該当するスコアをpdfの電子ファイルにしました。こうすれば、必要ページを原寸のA4サイズで印刷することができるほか、写真のように縮尺印刷しA5サイズにして綴じると、丁度ミニスコアのようで、どこでも持ち運べて便利です。そして、譜面には指使いの番号が付されているので、忠実に指番号に合わせていけばよいと言うことになります。が、実際は両手をテンポ通り弾きこなすには基礎のない私にはとても難しく、長い道のりです。そして練習をサポートしてくれる一番の頼りは実際の曲演奏を聴くことになります。演奏家によってだいぶ雰囲気が変わるので、自分の練習にとって少しでも参考となるピアニストは誰か、これを選ぶのも楽しみの一つです。

該当する手持ちのCDには4人のピアニストがいて、いろいろ聴き較べて今回はマリア・ピレスにしました。そして小節ごとに区切って繰り返し聴けるようにCDソースを音楽編集ソフトで刻み、パソコンのiTunesアプリでアルバムに登録したのが、中央の写真です。この一連のファイルをiPhoneのミュージックとしてコピーしたのが、右の写真です。iPhoneではアプリの再生モードを写真右下の赤の表示にしています。これで、各小節を繰り返し再生できるようになりました。今は飽きるほど連続再生して聴いています。でも、聴けば弾けるようになるとは限らず、只今、悪戦苦闘の日々です。

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