トースター壊れる、その顛末

昨日ブログの続きで恐縮です。壊れたトースターの現在の売値は価格.comの最安で22,000円、アマゾン26,000円、エディオンでは27,000円です。今回の新品交換の価格は15,000円ほどで一見リーズナブルにも思えますが、保証が出荷日から90日間のみだったので2つの条件、①保証期間を1年、②代金の内訳で送料と荷造り発送費だけはメーカーの誠意として無料サービスにする、で交渉しました。結果は決裂で、新品への有料交換は断念しました。以下の文面は本日、サポートセンターに送った最後のメール文です。まあ、モンスタークレーマーにはならなかったつもりです。

御社のサポートのやり方、よく分かりました。長く使えなかったのは使用状況や環境のせいで「弊社では取説通りに使用すれば、長く使えるものと考えております」、とはとても聞き苦しく思えました。私どもシニア世代ですが、今までのトースターはいずれも10年以上使ったものがほとんどで耐用年数を疑うことなど未だ経験しませんでした。今回も普段通り同様な使い方をしてきたのに対し、使用状況や環境、取説通りの取り扱いだったかなどを平然と持ち出したのは御社のおごりとしか思えません。「部品交換作業にかかる時間や手間、お預かり時間などでご迷惑をおかけせずに済む方法が製品交換であるという結論に至りました」とありますが、これは即決で今回に限らず御社の対応方法の標準スタイルなのですね。私は時間がかかっても、折角愛着の湧いた物がまた戻ってくるのであれば不都合を感じません。むしろ、SDG’sが尊ばれる現代では修理するのは当たり前だと思います。それに簡単に済む修理もきっとあるはずです。引き取って調べもせずに大量廃棄してしまうのは如何なものでしょうか。原因調査のフィードバックを怠るようでは、品管が疎かになって安定したモノづくりに支障が出ているのではないでしょうか。
新品交換後は90日保証のみが御社の考え方ですが、先ほどの回答で更に気づきました。そもそも品質保証には自信がないのに加えて、壊してしまったユーザーには又ぞろ早期の再発リスクがあるので利潤確保にはその客を信用してはならない、と御社は宣言しているように思えてなりません。

かかる状況下では、とても御社を信用して再度、使う気にはなれません。サポートで唯一良かったのは、クイックな応対でした。お陰で、他社の製品に乗り換える時間的ロスが短くて済みました。1年10ヶ月の短い期間ではありましたが、バルミューダの1ユーザーであった経験は心に留めるつもりです。

安曇野の風 について

安曇野に巣くう極楽トンボ
カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。