中野市の道の駅

昨日出かけた斑尾スキー場の帰りに近くの道の駅に寄ってみました。その名を「ふるさと豊田」と言うところで、毎年この時期に立ち寄る道の駅です。中の様子を撮ったのが、右の写真です。どうでしょう、両側にりんごが勢ぞろいした様は何とも立派です。年が明け、この時期になると県内の大方の売場ではりんごはメジャーではなくなって品も少なくなるのですが、ここでは堂々としています。それもそのはず、まだまだりんごが美味しいのです。早速、購入して家で割ってみると蜜がたっぷり、そしてシャキシャキ感もあってとても美味しくいただきました。収穫してからだいぶ日にちは経ったのでしょうが、どのように保管していたのか、どうして中野市のりんごは保存状態がいいのか、いつもながら感心しました。

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斑尾スキー場に行ってきました

今日はうちのオバはんと斑尾スキー場に行ってきました。本日の行動をスマホで記録したのが右のグラフ、下が撮影した写真の代表例です。右のグラフから本日の移動総距離は33.0km、時間にして5時間25分でした。写真からはこの斑尾スキー場、ド真ん中に県境が走っていて、長野と新潟の県境にあります。このスキー場はこじんまりとした比較的小さなスキー場ですが、コースがバラエティに富んでいて面白く、うちのオバはんも気に入っています。毎年、1回は必ず斑尾詣(もう)でして、今回もやってきました。左から2番目の写真はアクセスのよさを示すもので、滑走コースが無料駐車場の脇まで来ていてとても便利です。今日はとても穏やかな晴れ間の続く日で、遠く妙高山も見えました。3番目の写真がレストランから見た風景ですが、垂れ下がるツララも半端じゃありませんでした。4番目の写真は余録です。数あるトイレの中で、左上の物体を見てくだい。手を乾燥させるブローアーはよく見かけますが、これは頭を乾かすブロアーと表示していました。どんな人がこれを利用するのでしょうか。これはレアだと記念に写真に収めてきました。今日、1日オフピステ・エリアが充実する当スキー場で存分に楽しんできました。

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司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んで

この1ヶ月ほどで題記の本を読んだ。その前が「翔ぶが如く」で、これが司馬遼太郎の晩年に近い作なのに対して「竜馬がゆく」はほぼ処女作に相当する。両者とも明治維新前後の物語で時代は似通っているのに作風が様変わりしているのは作者の書いた時期がかなり相違するからだろう。と、最初は思っていたが、読んでみてどうやらそれだけではないように思う。「翔ぶが如く」は明治維新幕開けの混沌から西南戦争の破局に至る悲愴感が随所に漂うが、「竜馬がゆく」は暗殺で悲痛な最期を遂げるが、この人物の並外れたプラス志向は底抜けに明るく全体的にワクワクと心踊る思いがする。この傑出した人物は幾多の難関を超然と乗り越え、その凄さが快活さと共に網羅されていて心地よい。竜馬は今日でも話題豊富な人物として取り沙汰されていて、それなりに理解していたつもりだったが、この本を通じて知った新たなこととして、

  • 「人は皆平等な日本人」だと自覚していたのは坂本龍馬が日本の有史以来初めての人物のように思う。維新に至っても相変わらず藩閥から抜けきれず闘争に明け暮れて、国民平等の国家思想を持つ人は稀有だった。
  • 龍馬は明治憲法に連なるビジョンを持ち、その礎を作った。倒幕の志士は倒幕そのものが目的で、維新のビジョンがなかった。
  • 資本主義、株式会社の概念をすでに持っていた。
  • 富豪の家に生まれ、剣は北辰一刀流免許皆伝の凄腕で、桂小五郎も剣の達人だった。

あまりにもカッコ良い竜馬が描かれ、フィクションが多すぎると苦言を呈した歴史家もいるようだ。しかしながら、近代の自由平等の思想の先駆者で、殺戮よりも平和裏に倒幕することに燃えた志士に違いなく、圧倒的人間力をもって幕末を疾駆した奇跡的な人物であった。

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年明け初のウォーキング

今日はうちのオバはんと年明け初のウォーキングです。右の画像が本日の歩行データですが、歩数にして18,442歩、総距離は13.22kmのウォーキングでした。地図に赤丸数字を付けた所で撮った写真が下の4枚です。今日のコースは住んでいる穂高から豊科への周遊で、往きは用水路沿いのセギ(①)を、帰りは田園を中心に歩きました。久しぶりに途中で見たのが②のVAIO本社工場です。SONYから独立し、従来ネームで今も頑張っています。昼食はよくやるコンビニのイートインで、お気に入りは焼きそばパン他です。豊科に行ったので、ついでに市役所(④)に寄ってきました。何も用事はなかったのですが、トイレ休憩にしては立派過ぎる調度品(イス、テーブル)でした。今日は日中の気温が8.6℃(平年より4〜5℃高い)まで上がって暑くも寒くもない、とてもよいウォーキング日和でした。真冬に歩くのもいいですね。

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第160回芥川賞・直木賞決定

本日、各受賞作の発表がありました。芥川賞が2作、直木賞が1作で以下の赤枠の作品です。今回の候補作の中で、芥川賞の「ニムロッド」のみ今、読み始めた本です。もう1作の「1R1分34秒」も今、手元にあります。直木賞の方は、受賞の「宝島」は図書館予約の順位が1番目なので、直に借りられると思います。これからしばらくは今回の受賞作を読んでいきたいと思っています。

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司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読みつつ..

題記の本を読んでいることをお話ししましたが、全集物の全3巻構成の中でおよそ9割方を読み終えて、あと少しです。この坂本竜馬の伝記、一言で言うならば「かっこよすぎる」と言ったところでしょうか。竜馬はあまりにも知名度が高く、各方面で取りざたされてきていて、あらかたのことは知っていたつもりですが、この本を読むと新たな発見のオンパレードです。幕末・維新の英雄は数いる中で最右翼、しかもダントツに突出した人物だと思いを新たにしました。読み終えたら、感想を整理したいと思っています。

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長野と群馬の県境は..

今日は郷里の群馬県に日帰り往復してきました。いつもは西側の岐阜・富山県境の北アルプスの山がホームグランドなのですが、今日は東側の長野から群馬にかけての県境を越えて、それなりの山風景を楽しみました。往きは一般道、帰りは高速道路で往復320kmのドライブです。一般道は安曇野から青木村を経由して上田市に入るのですが、この上田市の国道143号線沿いの地名にはいつも笑いが止まりません。信号機に掲げた地名でまず小泉が出て、間もなく吉田となり、その少し先が福田で、予定の右折コースに目印となるのが、宮沢ならぬ宮島です。最後に締まらないところまで可笑しく、通るたびに革新の地に保守系の名前がよくぞ連なったとニンマリしています。いつぞや、この道路脇で横断幕を掲げ「安倍の憲法改正は絶対に許さないぞ」と気炎を上げていたロートルグループがいました。何とも機微な取り合わせです。
ところで、今日は県境の山を車越しに写してみました。左の2枚が長野県側で一番左の浅間山、その隣が中央に荒船山の垂直壁、右の2枚は群馬県側のもので、左が妙義山、一番右が帰りに撮った荒船山が遠く中央に真っ平らに寝そべっています。浅間山はいざ知らず、群馬県の山は実にユニークですね。

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第160回芥川賞・直木賞候補

各賞の候補作が発表されて久しいのですが、受賞発表が1/16と近づいてきました。いつもだと候補作の幾つかを読んで、受賞予想をしたりするのですが、今回はどの候補作も読んでいません。芥川賞の2候補だけ今、図書館から借りているのですが、いずれも読まずじまいの状態です。この手のイベントに興味が無くなったのではないのですが、昨年来、長編小説を読み続けていて、チャンスを逸しました。こうなれば、受賞作のみを読もうと、候補作を今から図書館予約することにしました。受賞が決定した後だと図書館予約が殺到するので、今のうちに予約して受賞から外れたものはその時点で予約をキャンセルしようかと思っています。ちょっとズボラで不謹慎ですが..。

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今日は三九郎

世の中で、とある通信大手のキャラに三太郎と言うのがいますが、ここ松本地方には三九郎があります。三九郎とは、小正月に行われる子供中心の行事で、正月のしめ飾りや達磨などを集落毎に集めて燃やし、神送りをするのだそうです。今日が正に三九郎の日で、我が家の正月しめ飾りも今朝方、子供会に引き取ってもらいました。写真は行事の様子で、左が午前中の準備状況、右が夕刻の正にたけなわに燃やしている風景です。こちらに来て8回目の三九郎となりますが、今回初めて燃やす現場に立ち会いました。遠景の山といい、風情があっていいですね。

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司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んでます

昨年はNHK大河ドラマ「西郷どん」にあやかって司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読みました。大変な力作で読むのも大変だったのですが、これに延長して昨年末から「竜馬がゆく」を読んでいます。全集もので3巻、今丁度2巻を読み終えたところです。「翔ぶが如く」に比べてこの「竜馬がゆく」は大変読みやすく、同じ作家とは思えない作風です。坂本龍馬の伝記小説ですが、戦後の大衆文学のはしりのようで、伝記とはとても思えないような陽気なテンポに最初は戸惑いました。龍馬ではなく、竜馬としたのは多分に創作部分があるようで、よく随行して出てくる盗人の藤兵衛やマドンナのお田鶴さまはどうやら架空の人物のようです。今、ハマっていてその長作にしばらくは楽しめそうです。

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