車更新の準備(その5)自動車保険

新車に乗り換えるにあたり、気になるのが自動車保険。何ぶん、今までの車を13年間乗り続け、保険は据え置きで車両保険も入っていませんでした。保険内容もほとんど忘れていて、今回の更新ではいろいろと勉強させられました。5〜6社の見積もりを比較検討して、新たな保険会社に乗り換えて車両保険を加えた契約をしました。同じような補償でも、見積もり金額にかなりの差、最大で倍半分近くの違いがあることを知りました。そして、恥ずかしながら意外に思ったことを挙げると、

  • 乗り換えでなく、新車を追加して2台の車を保有するとなると、新しい車の保険には今まで無事故で培ったノンフリート等級が適用されずに、7等級からスタートとなる。私の今の等級、最高の20等級までには13年間もかかることになる。
  • 保険会社を乗り換えても、ノンフリート等級を引き継ぐことができるが、乗り換えには納車日の当日までしか古い車の保険が利かない。新旧のダブりは1日のみが有効で、双方の保険会社で引き継ぎの情報交換をしているらしい。
  • 車両保険の自損事故で、例えば電柱に車を接触させて保険金を受け取ると、翌年の等級が3ランク下がって、元に戻すにはおよそ8万円くらいの余分な保険金をその後の数ヶ年で支払うことになる。例えば、10万円の修理費に5万円の自責負担をして、5万円の保険金を受け取るようなケースでは全くの損となる。
  • 車両保険の自己負担額を任意に選ぶことができるが、0負担にするには次に低額の5万円負担に対して保険金が8千円近くアップする。どうやっても保険会社が儲かる仕組みになっているようだ。
  • 自分に責のない当て逃げをされても、等級は各社とも3等級ダウンするようだ。当て逃げなどでは「車両無過失事故特約」などのオプション契約をしておけば、等級ダウンの軽減ができるようだが、各社で足並みが揃っていない模様。
  • ほとんどの保険会社では、「他車運転特約」が標準でセットされている。家族限定になっている他人の車を運転して事故にあった場合、その車の任意保険は無効だが、自分の保険から車両保険を含めて補償できる仕組で、保険契約者のみならず別居の子供まで、その適用を受けることができるようだ。

自動車保険はいろいろと奥が深いようですが、電話コールして細かな質問をしても明確な回答が期待できず、さりとて保険案内のしおりに書かれた法律用語を読み取るのもさらに骨が折れます。保険も、もう少し分かり易くなるといいですね。

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