廻し読み?読書

周りはすっかり初冬で読書の秋も薄らいでしまったこの頃ですが、細々と読書を続けています。まあ、読書は安曇野に越してきて余暇を過ごす楽しみの一つとして定着しました。ところが、その読み方が今年の後半から変わりました。同時期に数冊を廻し読みするようになったのです。今読んでいる本は右の写真の通りの3冊で、これらの本の関連性は何もありません。そして3冊を読み終えたら次の3冊などというルールもありません。瞬間では1冊のみとなったり、時として4冊が重なったりすることもあります。このように本を並行して読む確たる理由はないのですが、強いて言えばこの方が自然で面白いと言ったところでしょうか。1冊づつ読み終えてからでなく、纏めてどんな本か触手をのばしたいと言った欲張り根性もあります。まあ、テレビ番組のシリーズものを複数見続けていくのと同じような感覚です。が、時として例えば時代物のような似たものを並行して読んでいくと、お互いの本が頭の中で交錯して混乱することもあります。中には登場人物がやたらと多くて難しい名前だったりすると、複数本で余計にわけがわからなくなることもしばしばです。でも、この混乱が却って心地よさを感じることもあります。まあ、年とともに衰えていく脳に活性化の刺激を与えていければいいかなあ、などと思ったりしています。

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