鴻上尚史「不死身の特攻兵」を読んで

前回の読書の延長上で、今年発刊された同じ作家が更に詳しく描く特攻隊員のドキュメンタリー本を読んだ。3部構成で最初が特攻隊員の実話、次に生き残った特攻隊員へのインタビュー、そして最後に作者の特攻隊に関する批評だ。戦後70数年経った現在でも今だ話題となる特攻隊だが、特にこの本は話題となっているようだ。作者が著名な鴻上氏なのが人気の所以だが、読んでみて今までにない特攻隊の描き方をしている気がした。生き証人にクローズアップし、特攻隊員とはなんだったのか実像に迫る迫力があった。

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