さだまさし「やばい老人になろう」を読んで

昨日のブログで触れた図書館のイベントで展示されていた題記の本を読んだ。借りた本は2020年2月に文庫本化されたものだが、単行本として新規発刊された時期を調べたところ2017年8月だった。冒頭は波乱万丈の佐田家のファミリーヒストリーで始まり、さだまさしが今までに出会った老人に関する経験談と、日頃から思ってきたことを若者に伝えたいことなどがまとめられたエッセイ集だ。比較的最近に発刊された本だが、内容は過去の回想録風で古い話が多い。古き良き時代の日本の慣習でとりわけ老人が長老としての威厳があった頃を懐かしみ、これを復古することを主張している。各論は少し盛った感じの面白話が多くて読むのに飽きないが、少子高齢化や認知症問題など現代の課題が深刻化する状況下で、この本で説いた老人のあり方は何か浮いた感じがした。むしろ、本の中で出てきたヒット曲の誕生秘話の方に興味が湧き、文中で作詞までもが記された4曲が気になり、以下のYouTube動画を懐かしんで聴いてみた。

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安曇野に巣くう極楽トンボ
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さだまさし「やばい老人になろう」を読んで への3件のフィードバック

  1. 厳島 のコメント:

    お久しぶりです。
    ブログは毎日読まさせて頂いています。
    今日はなんと「さだまさし」とか!!
    我が家では追っかけの一員です。
    会員でコンサートは先行販売でいつも前列での鑑賞です。
    さだから「元気・勇気」を頂いています。
    今日のグロブの4曲(精霊流し・防人の詩・望郷・風に立つライオン)いいですねー
    安曇野さんは「千春」ですか???

    • 安曇野の風 のコメント:

      お久しぶりのコメント、ありがとうございます。巌島さんはさだまさしの追っかけでしたか。今回、ネガティブな感想をかいて申し訳ありません。以前読んだ、さだまさしの「永六輔インタビュー回想録」はとても楽しく印象に残っています。私は「千春」ではなく、まさし・千春に名を連ねた「フォーク界御三毛」の谷村新司ですかね。 追)と言うのは冗談で、御三毛ともとてもいいですね、昭和の香りが漂ってくるようです。
      拙者のブログ、毎日のご閲覧、誠にありがとうございます。とても励みになります。

      • 厳島 のコメント:

        フォーク界御三毛!!
        トップは千春でしょうか?新司でしょうか!!
        がまさしはアデランスです。
        我が天井は直射日光があたり猛暑で日傘が必要です。
        秋らしい朝を迎えています。
        早くもチューンナップを済まさされたとか、今年は信州降雪期待できるのではありませんか!

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