猛暑日、5年平均での推移

今日の安曇野・穂高の最高気温は33.8℃で、昨日34.4℃に続く暑さでした。本日の全国最高気温のランキング1位は新潟市で37.1℃と、まだまだ猛暑日の例年最後の日付記録を更新しています。さて、当ブログの猛暑日評価のための集計データは最新を本年9月3日止まりにしていますが、アップデートすることなく猛暑日の5年平均の年間猛暑日日数を以下の通り、調べました。スタートは1900年とし5年ごとの平均年間猛暑日を算出し、最後の行は2020-2023と4年間の平均としました。また1900年以降、途中から気温観測が始まった地域では5年平均に限らず、始まった年に応じて期間年数の修正をしました。20の地域のデータを列挙しましたが、猛暑日の筆頭は東日本が熊谷、西日本が京都と言った感じです。京都は昔から熊谷を凌ぐ暑さだったのですね。上記表で1900年(明治33年)をスタートにした理由はExcel機能の限界に起因し詳細は別途、当ブログで解説したいと思っています。上表で、猛暑日の発生頻度は1990年以降が顕著のように思えます。そこで、上表の20地域のうち興味ある8つの地点(オレンジ色で示す地域)を以下、グラフ化してみました。東京と京都は各5年スパンごとの年間猛暑日の発生平均値を数値で表示しました。最後のスパン、2020-2023年は各地域とも4年の年間平均値も右隅に表示しました。京都は昔から顕著に暑かったようですが、前述したように全国的には1990年以降が猛暑日の発生度が多く、暫時増え続ける傾向にあります。これが今年をピークに下降してくれれば良いのですが、はたしてどうなりますやら..。2050年目標のCO2ゼロエミッションやカーボンニュートラルの活動が功を奏し、1990年以前の状態に戻ることを願ってやみません。今回の猛暑日の推移・傾向に引き続き、熱帯夜も同様に調べてみたいと思っています。

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