熱帯夜、5年平均での推移

先日のブログで猛暑日の5年平均での推移を投稿しました。熱帯夜についても集計が採れましたので、まずは各年ごとの熱帯夜の日数を2000年以降分のみ例示します。この24年間で穂高は熱帯夜が1日のみでしたが、那覇では3桁の日数が大半でその多さに驚くばかりです。でも那覇は逆に猛暑日が極端に少なかったですね。さて、熱帯夜も多くの地域でスタートを1900年とし5年ごとの平均で年間熱帯夜数を算出し、最後の行の2020-2023は4年間平均としました。また1900年以降に途中から気温観測が始まった地域では最初のスパンを始まった年に応じて期間年数の修正をしています。
いつもの20地域のデータを列挙しましたが、那覇を除き熱帯夜の東日本の横綱は東京、西日本が大阪と言った感じです。大阪は昔から熱帯夜が多かったのですね。そこで、上表の20地域のうち前回の猛暑日と同じ8つの地点(オレンジ色で示す地域)を以下の通りグラフ化しました。東京と大阪は各5年スパンごとの年間熱帯夜の発生頻度を数値表示しました。最後のスパン、2020-2023年は各地域とも4年の年間平均値も右隅に表示しました。
124年の推移で全体としては右肩上がりに上昇しているのが分かりますが、どうでしょう、大阪が顕著なように5年スパンにアップダウンしているようにも見れます。5年ごとの大きな脈流があるようで、不思議な感じですね。いずれ、猛暑日もそうであったように、1990年代あたりから熱帯夜が全国的に急増してきた感じが否めません。まあ、我が住まい、安曇野は熱帯夜からは解放されているのが特異点として嬉しく思って良いのやら複雑な思いです。
猛暑日並びに熱帯夜を調べてきましたが、今年のデータは9月初め止まりのデータのままにしています。再度時期を見てデータ採取し、本年を含めた最終版として確定したいと思っています。

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