羽田圭介の新刊を読んだ。物を持たない主義のミニマリストの物語。何でもかんでも捨てまくる行きすぎたミニマリストだが、途中から捨てられない過去の話が延々と出てきて作者の言わんとするところが分かりにくかった。題名がどこから来るものかも推察困難で、ミニマリストの抱える矛盾をテーマにしたような小説だった。自分にとっては肌の合わない物語、そして作風。少なくともシニア向けではないのは明らかな感じだ。
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