真夏データのグラフ化トライ

今日は終日の雨で、家に引きこもる。何しようか思い起こし、仕掛かりのExcelデータ集計の延長戦に没頭。まずはエリア毎に気象データの作表をして、そのグラフ化に挑戦。そして出来上がったのが以下の例。安曇野・穂高の例だが、対象範囲はこの四半世紀の25年とし、各年の猛暑日、真夏日、熱帯夜の日数並びに各気温をデータベースから呼び出し、これを右側にグラフ化した。気温は各年の最高気温、最高の最低気温、そして8月の平均気温とした。最高気温やMax最低気温の平均、あるいは平均気温の平均値の算出は各月ベースとならざるを得ず煩雑となるため、8月の平均気温の平均値のみを代表格とした。穂高のケースでは2023年が突出した暑さを示す傾向を感じにくいが、猛暑日と真夏日の総和が大きいのが特徴的だ。さて、上記の図で左上の青字の穂高を別エリアの地名に置き換えると、自動的に右側のグラフに反映するようにした。例えば、東京にすると以下の通り。東京はさすが、2023年が突出した暑さであったのがよく伺える。こうしてみると、暑さのファクターはその年の最高気温や最高の最低気温ではなく、猛暑日、真夏日、熱帯夜の各日数の多さが実感として納得できるように思えた。
さて、各エリア毎ではなくエリア間での比較をするグラフを作るにはどうするかいろいろと悩んだ。多くのエリアを一堂に介したグラフは煩雑となるため、今回は4つのエリアで猛暑日と真夏日のファクターを比較することにした。その一例が以下。対象期間は上記と同じ、この四半世紀。とりあえずエリアは穂高、東京、横浜、三浦の4地点とした。ざっくり見ると、真夏日の総日数はこの四半世紀でばらつきはあるもののさほど変動していないが、猛暑日が近年増大してきた感じだ。まあ、全体的に気温が高温側にシフトしてきたとも言える。このグラフも作表中の上段にあるエリア名を変えるとそれに反映したグラフが自動作成されるように仕組んだ。当Excelのデータベースは全国20地点をデータ収集したので、いずれのエリア名に置き換えることでビジブルに見える化したつもりだ。
明日にはExcelファイルを公開する予定なので、ご興味ある方はファイルの中身を確認し、エリア名変更等々お試しあれ。

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