アウタロウ・レポート【充電】

20160316-1アウタロウは電気が大好きです。よく走り廻る日は毎晩、4時間近くも電気をムサボリほうばっています。そこで、今日のテーマは充電です。アウタロウは昨日までで丁度、1ヶ月の奉公となり、その間に家での充電は26日間の累計で2,914円、外食は2回で390円の電気を食べました。電気だけでの走行距離はモニターできないので、正確には割り出せないのですが、ざっくり推測計算してみると、この1ヶ月の充電分だけの走行距離は1,034Kmでした。電費にすると、31.3km/100¥で、この間の平均ガソリン価格(¥110/L)に当てはめると34.4km/Lとなります。かなり大雑把な解釈ですが、ついでに前に乗っていた車の13年間の平均ガソリン単価(130.4¥/L)に換算すると、40.8Km/Lと相成りました。これはすごい数値で、前の車の4.9倍の燃費に相当し、充電さま様です。これなら外でも充電するに限ると言うことになりますが、果たして現実はどうでしょう。昨年7月現在で、全国には4,047か所に充電スポットが開設されて身近な存在となりました。遠出しても結構、スポットを見かけます。出先で充電するには、施設の会員になる必要があって、三菱自動車がサービス提供している会にメンバー登録しました。この会員の料金表は以下の通りです。

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毎月の基本料金が1500円では元が取れそうにないので、私は500円のベーシック会員になっています。さて、料金表の急速充電では30分間で80%満充電となります。上記の1ヶ月実績から見ると28日間の1日平均(1034/28)の80%、29.5Kmが1回当たりに走行できる距離と推定できます。三菱自動車のディーラーでは電費が19.7km/¥ (21.7km/L) となりますが、それ以外の場所での充電では8.2Km/100¥ (9.0km/L) となる計算です。この料金体系ではディーラー以外での充電は得策ではないと言う結論となり、これは本当なのか今後、検証してみたいとも思っています。

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鹿島槍スキー場に行きました

20160315昨日の天気予報を見て、今日は夜半の新雪後に晴れて気温も低めとのことで、急遽、うちのオバはんと鹿島槍スキー場に行くことにしました。と言うのも、早割チケットが1枚のみ残っていたのと、今日が鹿島槍スキー場の月、2回のシニアデーだったのです。当スキー場では今シーズン、毎月1日と15日がシニアにとっては大サービスの日で一日券が1、500円なのです。早割チケットの方は1枚2、500円で、実は割高となりましたが..。写真はゲレンデから北方の中綱湖を眺めた風景です。そこそこに日が差したものの3月にしては幾分気温が低く、風もかなりあって結構、寒い日でした。加えて、20cmほどの新雪がパウダー状に残り、今日は非圧雪コースの方が楽しめました。スキー場全体は3月のこの時期にしては雪が少なく、最上部のリフトや幾つかのゲレンデ、下りの林道などが閉鎖されていました。いよいよ、終盤なのですね。当方も今日がシーズン最後のスキーとは言わないものの、オーラスではない「ラスマイの1日」の感を強めました。アウタロウがデビューして今日が丁度1ヶ月、走行距離も丁度2,500kmとなりました。乗り過ぎですかねえ?

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アウタロウ・レポート【音】

20160314アウタロウの今日のテーマは音です。深夜に満充電して、いざ乗り出すとまずはバッテリーによるEV走行が優先で走ります。前後の各60kW(82PS)出力のツインモーターがフルタイムで4輪を駆動させ、出だしは電車に乗った時によく聞くインバーターのような音がします。極低速ではほとんど車からは音が出ないので、歩行者に走行を知らせるスピーカ音が出て、運転席からは窓を開けると、その音が聞こえます。わざわざ音を出すのも変な感じでスピーカ音を消すこともできますが、道交法上でも特にスピーカ・アラームを義務付けてはいないようです。カタログでは「PHEVならではの静粛性」とあって、当初はさぞ静かで思わず居眠りでもしたくなるのではと思っていましたが、実際にはタイヤからのロードノイズや遮音し切れない車外のノイズもあって、そこそこ気になる音も聞こえます。カーオーディオで評するなら、静かな室内楽を聴くこともできますが、そのピアニシモの音まで楽しむには至らないと言った感覚です。中高速での風切り音もほとんど気にはならないですが、特に風の強い日などはやはり強風の日であることを隠しきれません。前の車では、高速でのスキーキャリアの音が気になりましたが、今は聞こえなくなりました。遮音性が高まったのでしょう。でも、高速道のトンネル内ではロードノイズが大きくなって会話は可能ですが、室内楽をじっくり聴くにはシンドイと言ったところでしょうか。
EV走行ではなくハイブリッドのエンジン走行になると、少しエンジン音が聞こえるようになります。エンジン起動しても通常はその音が聞こえにくい程度ですが、ダイレクトに車軸を回したり、急速に充電する時はエンジン音がノイズとして聞こえるようにもなります。アウタロウに乗り換えた時はなんと静かな車なのだろうと思っていましたが、慣れてくるとこんなものかと思うようになりました。アウタロウは静かなようで、そうでなかったりもするのです。

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アウタロウ・レポート【操作性】

20160313アウタロウを身受けしてまだ1ヶ月未満ですが、お付き合いもだいぶ慣れてきました。そこで今日から数回にわたり、レポートしてみようかと思います。本日はアウタロウの操作性を取り上げました。アウタロウはプラグイン・ハイブリッド車ですが、一番の特徴はATやCVTなどの変速機を持たず、大半をモーターで走ることにあると思います。エンジンはバッテリー充電するための発電に寄与することがほとんどで、高速運転時に時どきダイレクトに車軸を回すこともあります。今までの車との違いは、ニュートラルでアクセルを踏んでも何も反応せず、シフトレバーにはローやセカンドの変速切替もありません。シフトレバーはR(バック)、N、D(ドライブ)、B(ブレーキ)で、トヨタのプリウスも同じようです。Bポジションにすると6段階で回生ブレーキ(ブレーキングで発電)の効きを切り替えることができて、ちょうどマニュアル車のギアシフトを操作するのと同じような感覚です。このブレーキ操作をシフトレバーでする以外にハンドルにはパドルシフトがあります。写真はアウタロウのそれを撮ったもので、左手でシフトダウン、右手ではシフトアップするようになっています。いずれも手前に引いてスイッチングするものですが、当初はこんなものは使わないだろうと思っていました。が、使ってみると意外に便利で、緩やかなアップダウンの坂やカーブでは、ブレーキを踏むことなくこのパドルで意のままに操舵でき、今はこれにはまっています。だいぶ以前に、ある会合で自動車メーカーのN社、O工場長がアウディのパドルシフトにはまっている、と言った時に何のことやらわからなかったことを記憶しています。5年ほど経ち、今にしてその中身を知りました。ついでですが、N社はトップがポルシェに乗っていたりして、上層部には愛社精神があるのでしょうか、とは余談です..。

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志賀高原スキー場に行ってきました

20160312このところ、ブログを休んでいました。この2日間、確定申告の作成で一悶着していて、ブログネタから遠ざかっていました。退職時以来の申告では久しぶりに経理観が蘇りました。まあ、これから先はしばらくは用はないでしょうから、早く忘れて元の生活リズムに戻そうと思っています。そこで早速、今日は志賀高原にスキーに行ってきました。今回はご近所さんを交えて4人とアウタロウの行脚となりました。いつもは至って静かな車内でしたが、今日は会話が弾みアウタロウもさぞ驚いたことでしょう。ところで、スキー場は雪が少なかったもののまだ春スキーが十分楽しめる雪質でした。ベストシーズンほどではありませんでしたが、ヤケビや奥志賀高原の山の上では足を踏み込めばキュッ、キュッという乾雪パウダー特有の音がして、スキー操作も楽でした。変わったことと言えば、奥志賀は経営者が変わったようで、いつもよりも賑わっていてボーダーや外国人も目立ってました。朝の駐車は甘く見ていたのが災いして、八時半をまわってジャイアントスキー場に行ったところ、満車で留められず、奥のプリンスホテル・南館に止めました。今回のアフタースキーでは志賀高原の木戸池温泉に浸かり、すっかりリラックスして帰宅しました。今日は家から往復227kmの行楽です。アウタロウもご苦労様でした。

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満開宣言、吉野の桜

20160309昨日は5月並みのバカ陽気で安曇野・穂高では最高気温が21.2℃でした。ところが、本日の同時間帯は1.2℃と24時間で丁度20℃の落差です。昨日はストーブ無しの暖房要らずでしたが、今日は昼間からストーブを焚きました。激変する戸外ですが、家の中では桜が咲きました。先日、ご近所さんからいただいた吉野の桜で、固いツボミだった小枝が数日で満開となりました。今日は午前中から雨で、午後には積もらない雪となりました。どんよりとした空でアウタロウを連れ出す気分にもなれません。でも、洗面台の脇で元気いっぱいに咲く桜を眺めると、なんとなくウキウキ気分になるので、不思議なもんです。今日は家の中で、桜見物だ。アウタロウよ、今日は休んでくれ!

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アウタロウ・レポート【乗り心地】

20160308我が家にやってきたアウタロウは22日目に、走行距離が2000kmを突破しました。今日は初めて、うちのオバはんが一人でアウタロウを連れ出して松本に買い物に行ってきました。走行距離は31kmのEV100%走行で、まだEV残表示が20kmの余力を残しての帰還でした。経費は今夜の充電代で明日には分かりますが、おそらく80円台だと思います。世の中のアウトランダーPHEVユーザーがネットで発信している情報には今日のような日常走行の記載をよく見かけます。近場を毎日走ってもガソリン要らず、だと..。
ところで今日のテーマはアウタロウの乗り心地です。この車は前のエクストレイルよりもひと回り大きく車重だけでも1.9トン近くもあって、ずっしりとしています。その分、軽快なフットワークと言うよりも、重量級の装甲車のような走りです。重いバッテリーが座席の下に配置されていて、重心が低くコーナリングの安定感が体感できます。フルタイム4WDなので、FFのような車を引っ張る感じではなく、またFRのような車を前に押し出すような感触もなくて、車を丁度よく駆動しているような感覚が味わえます。車重は重いですが、アクセルには機敏に反応し、エコモードとノーマルモードのスイッチ切替えでノーマルにすると、ペダルを半分も踏み込まないうちに一気に加速します。他の車でスポーツモードなどのスイッチ切替えがあるものを試乗しましたが、アウタロウのモード切替は十二分に加速感の違いを体感できます。車重を感じながらもエコモードであってもキビキビした走りができるので、市街地ではエコモード、郊外で本来のアクセリングを楽しむにはノーマルモードにするなど遊べる車です。サスペンションはSUVなので、本来は硬めの乗り心地なのでしょうが、18インチホイールのノーマルタイヤに対して、冬場のスタッドレスを16インチホイールのタイヤにして扁平率を厚くしたためか、ましてやスタッドレス特有のゴム感が更に顕著に加わって、路面を捉えた乗り心地はちょっぴり不満です。特に、少しでこぼこした悪路になると、何やらダッチロールのような揺れを感じます。タイヤ代を抑えるため、スタッドレスのホイールをインチダウンしたのが影響したのかどうか、この先、ノーマルタイヤに切替た時、また観察してみようかと思っています。
写真はカタログではほとんど見かけないエンジンルームを撮ったもので、見るからに複雑なメカがところ狭しとアセンブルされていて、壮観な感じがします。おとなしそうなアウタロウも内部では、実は几帳面でデリケートなのだ!

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奈良井宿に行ってきました

20160307たまには五平餅でも食べようと思い立ち、塩尻市の奈良井宿まで行ってきました。今日まではうちのオバはんは外出していて、私とアウタロウの二人三脚です。行きは途中まで国道19号と並行している奈良井川沿いの一通の道を中心に走って、家から目的地までは54kmでした。EV走行は塩尻市街から先の41km地点でバッテリーが無くなり、エンジン・アシストとなりました。奈良井宿の手前にある「木曽ならかわ」の道の駅で20分ほど充電をしました。三菱のディーラーでは20分の充電代は100円ですが、一般の施設では240円です。今日の外充電では29kmのEV走行だったので、実質ではガソリン代とあまり差はないようです。写真は今日の奈良井宿の様子で、観光客はまばらでした。入り口の駐車場にアウタロウを停めて来たのですが、これなら沿道を走ってアウタロウに古き時代へタイムスリップさせてもよかったなあ、と感じました。帰りは同じ道を走ってもなんなので、朝日村、山形村を経由して戻り、行きよりも長い61kmを走りました。道は狭かったのですが、何とものどかな風景でした。一昨日の給油に引き続いて、今日も給油したところ2.35Lほどの少量で、EV走行を除いたエンジンでの燃費は17.4km/Lでした。外充電よりもガス代の方が安かったことになります。経済性はともかく、まあいろいろと経験してみようかと思っています。
ところで、今日の五平餅はイマイチで、今度は高山のみたらしダンゴでも食べに行こうか、とも思っています。エコドライブになったとは言え、餅やダンゴも高くつきますわい..。

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中部電力、カテエネHP

先月から深夜の電力が安いタイムプランに契約変更し、中部電力のホームページで個人の使用実績が分かるように「カテエネ」と言うサイトに登録しました。個人情報のページをいろいろとを見ていたら、1日24時間の時間毎の使用実績が分かるグラフに遭遇しました。以下のグラフが、前日3月5日のデータです。車のナビで充電時間を予約設定し、充電ケーブルのプラグを差し込んでおくと、深夜に勝手に充電しますが、確かに深夜1時から充電が開始していることが分かります。こうしてグラフを見ると、車の充電はダントツに電気を使っているのですね。先月実績の電気料金は家計にインパクトがないのを確認済みですが、グラフだけから判断すると怖いくらいに見えるので不思議です。このところ車が主役の毎日ですが、我が家の電気も車、様さまのようです。

20160306

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アウタロウと里帰り

20160305今日はアウタロウを引き連れて、と言うかアウタロウに乗って郷里の群馬に行ってきました。うちのオバはんもしばらく里帰りしていて、別行動です。アウタロウにとっては初めての県外と思いしや、この前に出かけた浅間山の周遊で、すでに群馬県の嬬恋村を巡ってきたので、それ以来の遠出です。朝の7時前に出発しましたが、幾分暖かくなってきたとは言え道中の車外は1〜2℃と低く、今回は暖房を入れました。行きは一般道で郷里の藤岡まで行き、帰りはそのままUターンして途中の佐久南インターから安曇野まで高速道で帰ってきました。行きの長野県内は零下近い気温でしたが、県境の内山峠あたりから温度が5〜6℃になり坂を下った下仁田では10℃ほどになって、群馬は温暖なことを改めて感じました。写真は帰りの山道で撮ったアウタロウのコンソール画面です。写真の中央部分はメニュー切替え画面の一例で、燃費の平均値とEV比率を示しています。平均値と言っても、コロコロと表示が変わって、リアルタイムでかなりダイナミックな変化が見られます。昨日と今日の最後に給油してみましたが、今日1日の運転では総距離が353km、うち高速道路が97kmで、出だしのEVのみの走行距離が35kmとあまり伸びず、充電分を含まないガソリン走行の燃費は14.4km/Lでした。メーカーのカタログ値では、それぞれが 60.8km, 20.2km/Lとなっていて、かなりの差があります。そこで、アウタロウにこんな電費や燃費なのか、と追及してもアウタロウは何も語ろうとしません。都合が悪い時もそうでない時も、どこまでも寡黙なのです。カタログ値との差、まあ世の中の車、皆似たようなことが言えるのではないでしょうか...。

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