ひと頃の猛暑日から解放されて、ここ数日は最高気温が30℃前後となり、だいぶ凌ぎ易くなってきました。今日は日中でも窓越しの風に爽やかさを感じるほどで、ここ数日はエアコン要らずです。
ところで、今日のブログネタはうちのオバはんからの借りものです。我が家の菜園の夏野菜は、それはそれは重宝していて毎日の食卓が野菜ずくしです。ナスも豊富ですが、今日のオバはんは2本あるナスのうち1本を切り戻ししました。ピークを過ぎた感じなので、思い切って枝を切り落として再生を期しました。右端の写真は左のナスの木を作業中で、右に比べて枝を極端に刈り込み中です。これで、1ヶ月後くらいにはまた収穫が見込めるとのことです。当たり外れもあるらしく、担保として1本のナスは現状のままとしました。果たしてうまくいくでしょうか、結果は1ヶ月後に報告したいと思っています。
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今般の直木賞ノミネート作品である題記の本を読んだ。時代は鎌倉、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出てきた頼朝と政子の長女、大姫の入内を焦点にしたものがたり。大姫を入内させる命を受けて京都から鎌倉に派遣された女官の眼から見た宮中の政争、鎌倉の勢力争い、頼朝と政子との溝、政子の情に振り回される大姫が描かれている。権力闘争で粛清に明け暮れた時代で、世継ぎに絡んで多くの女性たちが歴史形成に大きな影響力を持っていたことを改めて知った。時代小説の物語を読むにつけ、どこまでが史実なのか想像することの多いジャンルだが、本作は大姫に関わるストーリーが深く掘り下げられていて、まさに歴史のミステリーを色濃く感じた作品だった。




先の第167回芥川賞候補作で題記の小説を収録雑誌の中から読んだ。今回の候補作は5作品とも女流作家によるもので、全作品を読み比べると本作は受賞作と似た感じを持った。日々の生活の中で織りなす人間関係の人物や性格の描写がうまく、いかにも女性的でもある。小説家志望の主人公、母親、「ばばあ」(本の表記)の日常を描いていて、題名の「あくてえ」とは、悪口や悪態といった意味を指す甲州弁のようだ。主人公と祖母がお互いに悪態を付きそれを母が取り持つと言ったストーリー展開で、要オムツにして我儘放題で悪態を付く祖母を気丈に世話する実子ではない母の健気さが目を引く。元凶は不倫して出て行った父親なのに、たまに顔を出して祖母と父親が仲まじく描かれる様は怒りをも買う。介護地獄に献身的にひたすら尽くす母と祖母と孫との壮絶な悪態合戦がエンドレスで続き、その凄まじさに圧倒された。総じて本作が受賞してもよかった感じがした。







