垣根涼介「信長の原理」を読んで

今般の第160回直木賞候補の一つである題記の本を読んだ。織田信長の生涯を秀吉や光秀など多くの家来の立場から見た姿が描かれ、史実を羅列した歴史書とは違った面白みのある内容だった。著者は信長の信念としての原理に「パレートの法則」でもある蟻の生態を持ち出している。10匹の働き蟻がいれば、2匹が真面目に働き、6匹は優柔不断の日和見で、残り2匹はサボると言う法則が人間にも当てはまることを原理として信長が家臣を差配していく様が全編にわたっている。信ぴょう性はともかく、こうした人の心理をベースに戦国の歴史を描いた小説は新鮮味があった。今まで捉えていた史実の中身で違和感を覚えた幾つかとして、

  • 桶狭間の戦いは万に一つの勝ちもない無謀な賭けとしか思っていなかったが、信長自身は馬廻り衆の精鋭を育成していて、戦略を持ってすれば望みあり、と決して悲観していなかったようだ
  • 明智光秀の謀反後の山崎の戦いで明智1万6千に対して秀吉4万の勢力では圧倒的に秀吉の勝ちと思っていたが、軍の質からすれば織田家来衆の中で最強が明智軍で最も弱かったのは秀吉軍とのことで、勝敗は微妙だった気がする

幾多の戦国史書がある中、在書で全ては語り尽くされないことを本書で思い知らされた感がする。

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そろそろバレンタインデー

バレンタインデーと言えば、例のチョコレートです。先日、デパートのバレンタイン特設コーナーに立ち寄りました。松本地区ではおそらく一番の規模を誇る特売所と思いますが、実は松本市ではなくてお隣りの山形村にあるデパートです。どんな様子だったか撮った写真から眺めると、

  1. 階段踊り場から見る4つほどの売り場で、中央のピンクのホロが一番目立ちます
  2. いろんなチョコの中で、Star Warsのダースベーダーなどは食べ物よりも飾り物?
  3. チョコボールも天空の星をイメージしたものは艷やかで結構なインパクトあり
  4. 大昔から縁がなく今年も貰えそうにないチョコ、せめて自分へのご褒美に買ったのは紅茶のティーバックを模したチョコでした

イベント商戦にほだされつつも、楽しい買い物でした。

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シーズン初の真冬日です

今季最大の寒気団がやってきたとよく耳にしますが、今回は確かに今季初の真冬日となりました。朝の冷え込みはさほどではなかったのですが、何せ日中になっても気温が上がらず、我が家では午前中からストーブをガンガン炊きました。これもシーズン初のような気がします。おまけに終日、雪模様で家の前の様子を写真に撮りました。左が夕刻、右が夜の撮ったもので、雪は夜半になってから道路にも薄っすら積もるようになりました。明朝までどの位積もるか心配です。それにしても数日前はすっかり春めいたのに、一気に冬に逆戻りです。こうして春と冬がせめぎ合うのですね。

 

 

 

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2日目は岩岳スキー場

昨日に引き続き、今日は白馬岩岳スキー場に行きました。天気はあいにく雪模様で、朝のわずかな時間帯に少し晴れ間があって、その時に撮った写真が右です。山一面が新雪の樹氷に輝いていました。下の写真は今日のゲレンデの様子です。雪質は昨夜来の新雪が10cmほど積もってご機嫌な滑り心地でした。右下の2枚はマウンテンビューサイドのAとBコースで、久しぶりにこのオフサイトコースを滑りました。新雪がとてもソフトに板に馴染んで、非圧雪ならではの開放感でした。

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今日は栂池高原スキー場

横浜から親戚が来て、本日明日の2日間はスキー行楽です。今日はうちのオバはんを入れて3人で栂池スキー場に行ってきました。下の4枚の写真がその様子で、補足すると

  1. 相変わらず外国人が多く、西洋人についで春節の中国人、日本人はスクールの生徒を除けば一番少ない?
  2. 午前中は天気がもちそうで、いざ乗ったゴンドラからは山々がバッチリと見えます
  3. スキー場最上部の栂ノ森からは白馬三山が眼前に拡がり何とも絶景です
  4. 意外に天気が良く、麓の鐘が鳴る丘ゲレンデは広々として遠景の山も映えました

雪質は上部では締まった適度な滑り心地で、麓はザラメっぽい湿った雪でした。でも、どこも楽しく滑走ができて、皆ご機嫌でした。午後から雪(麓は雨)が降り始め、午後2時頃には風が出てゴンドラが止まり、上部からリフトが次々に止まりだしたのに追われながら下山しました。目まぐるしい天気の中、楽しい1日でした。

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砂川文次「戦場のレビヤタン」を読んで

文芸雑誌に収録された第160回芥川賞候補作のひとつである題記の本を読んだ。他の芥川賞候補作が中編なのに対して、本作は原稿枚数が半分ほどの116枚で短編に相当する。読む量が少ない分、内容も範囲が狭くてスケールダウンした感じだ。「生と死」についてあれこれ考える主人公だが、ストーリに起伏が感じられず単調で、小説というよりか随想を切り取ったイメージが強い。経歴は元自衛官とのことで、体験を通じた創作なのだろうが、今の若者の心理を描いた風ではなく、偏った人物の独りよがりの感じがした。

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春めきました

昨日の立春も過ぎ、だいぶ春めいて来ました。近場では吹き溜まりにあった雪も一掃されて、まるで春の気配です。昨日は異常気象で、最低気温が-0.5、最高気温は12.7℃もありました。本日も最低が-1.5の最高が7.2℃と高めです。まあ三寒四温でこの先、また寒い日もぶり返しますが、確実に春がやってくる、そんな予感を実感するこの頃です。

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高山羽根子「居た場所」を読んで

季刊の雑誌から第160回芥川賞候補作のひとつである題記の本を読んだ。比較的平凡な文章で書かれているのに一体何を言わんとしているのか、さっぱり分からない本だった。現実と異世界が混沌として、斬新なスタイルを持たせようとしている雰囲気は感じるが、読み終わって数日のうちにその内容を綺麗に忘れ去ってしまった。印象の薄いとても馴染めない本だった。

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節分、恒例の恵方巻き

今日は節分で、我が家ではオバはんが特製の恵方巻きを作りました。いざ食べる段には今年の方角、東北東を向いて願いごとをしながら食べるのだそうです。この風習、一体いつ頃から定着したのか調べたところ、発祥は大阪のようで1998年頃から急速に全国に広まったとありました。太巻き寿司を1本丸かじりするようですが、我が家では夫婦で1本のエコにしました。近年ではコンビニで売れ残りを大量廃棄処分するのが顕在化して、今年はどうやら政府筋が業界に恵方巻きを作りすぎないようにお達しを出したとのことです。この風習、いつまで続くのでしょうか。食べるだけの極楽とんぼの私には、おいしくいただけて結構なのですが..。

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とんだ白馬八方尾根スキー場

今日は北部も晴れて天気がよさそう、とうちのオバはんと八方尾根スキー場に行って来ました。私の好きなスキー場です。ところが何ともとんでもないことに、

  1. いざ、駐車場脇の名木山リフトに乗ったまではいつもの八方尾根と思っていました
  2. ところが、風があってリーゼンスラロームコースに客が殺到して止む無く大移動し、コブと急斜面で恐ろしい国際ゲレンデを降りることに
  3. 強風でゴンドラやパノラマ、スカイラインのリフトが次々と止まり、上部エリアは完全に閉鎖されました
  4. ほんのわずかなゲレンデを求めて週末の客が麓エリアに繰り出し、ショートリフトも長蛇の列です

結局、早めのランチを済ませて止む無く引き上げることにしました。スキー行楽の中で数年に1度くらいの何とも冴えない1日で、年に1、2度の八方尾根での楽しみを満を持したつもりが、今回は決行日を見誤りました。

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