ノスタルジック・メモリ(その5)バンカラ?

今日は今年、初の真夏日でいよいよ大台となりましたが、それはさて置き掲題シリーズは今回で最後にしたいと思います。前回までを読み返してみて、いずれも高校1、2年の思い出でした。なぜこの時期ばかりなのか、不思議な気もします。高校時代は校則他いろんな制約ばかりで、例えば喫茶店の出入りまで禁止されていました。大学に入って制約がなくなり晴れて自由の身になって、先生も学生を一人前の人間として接してくれるようになったのを今も懐かしく思い出します。それでも、古きノスタルジックな思い出はこの時代に終始していて、シリーズ最後も恐縮ながら高校の思い出話を文調を変え下記します。

20160524我が母校は前回紹介したようにキャンバス地の布地カバンを腰に下げ、年間通してのゲタばき姿で、昔からバンカラ校と言われていた。このバンカラ男が大挙して年数回、学園祭などのイベントPRにプラカードを持って市中を行進することもあった。長い行列を一部の市民が見守ってくれたが、小さな子供はさぞ怖がっていたことだろう。引率の先生は私の周りにこんなことを告げた。「君らはそこらの草花を摘んで、小さな子供に手渡しなさい。ささいなことでも子供にとってはいい思い出になるんだよ」と。そんな気配りのある優しい一面もあったが、毎年1度は闘争心に燃えるイベントがあった。「TT、MT定期戦」と言われたライバル校同士のスポーツ祭だ。我らが高校1年の秋、このイベントが全国区で一躍有名になった出来事があった。TBSラジオをキーステーションに全国放送された深夜番組「パックインミュージック」だ。我ら高1仲間が投書した野沢那智・白石冬美のトーク・コーナーで白熱戦を展開し、しばらくの間は世間の話題を独占したのだ。お互いが相手高校をケナしあってヒートアップし、一時は投書した相手を探し出して吊るしあげようとまでエスカレートした。この定期戦は今だに続いているようで、昨年秋の週刊朝日にも「TTの山猿、MTの白豚」と紹介された。当時、ゲタが唯一の履物の我がバンカラ高校は力づくではめっぽう強くて綱引きや騎馬戦などは常勝していたが、テニスや弓道などのメンタルなスポーツは革靴・革鞄文化の白豚達に軍配が上がった。この定期戦での思い出は騎馬戦だ。荒っぽさが取りざたされるようになって、その年は確か我ら高1の学年のみが騎馬戦を争った。荒れ狂うモサの中でも一際目立つ者が人選され、敵の総大将を如何に潰すかが最大の山場で戦術を練りに練った。そして、その年も我が方が連勝したが、危険行為が散見されて翌年から全面廃止された。その後、高3の時のクラス替えで友人となったN君から意外な話を聞いた。まずN君は私よりもヤサ男なのに高1の時の騎馬戦メンバーであったことに驚いたが、更にこんなことを聞き出した。「俺の騎馬は速さが武器で、始まるや否やホイッスルが鳴るまでひたすら逃げ廻った。試合タイム後に残った騎馬数で勝敗が決まるのだから、当然の作戦さ」えーっ、逃げ廻った?何それ!それまでは一途にバンカラ校と信じていた私は急に不安になった。我がバンカラ校って、一体何だ...

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真夏日、一歩手前

20160523本日の安曇野・穂高の最高気温は29.9℃でした。惜しかった、とでも言うのでしょうか。今年、初の真夏日はお預けです。それにしても、北海道、帯広は今日で連続4日の真夏日だったそうです。この時期、日本全国ではいろんなケースがあるのですね。こうして今年も夏がやってくる、と言った感じでしょうか...

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Excel Tip – 月次の予定表(その2)

昨日、投稿したExcelシートの完成版です。祝日が日曜日の場合に翌日が振替休日となるよう、本日挑戦しました。完成版の1例を以下の画像に示しました。以下の画像をクリックすると、Excelシートの圧縮ファイルがダウンロード出来るようにしましたので、ご興味ある方はご確認ください。開いたシートで左上の年月を任意に入力すると、その月の予定表が作成されます。以下の例では2018年9月の表ですが、秋分の日の振替休日が表示されています。この自動作表には下図右の表がサポートしています。年号を入力すると、その年に合った祝日を自動で一覧表示しますが、祝日の曜日が日曜(曜日の番号が1)であると、その翌日が振替休日として画面表示するようにしました。この一覧表を左の予定表が読み出して、日にちが一致した時にその日を赤字にし、その祝日名称をつけるようにして完成です。ついでながら、予定表の右上にミニカレンダーを作って、祝日は赤字になるようにしました。この仕掛けは右下の最右列で示したように、入力された年月の祝日が何日であるかを自動表示するもので、2018年9月は17, 23, 24日です。この最右列の祝日範囲をミニカレンダーが読みに行って、日にちが一致すれば赤字に表示させるロジックにしました。これら一連の操作でちょっと工夫したのは、①5月の3連休でいずれかが日曜日になると、5月6日が振替になる、②9月の敬老の日と秋分の日が飛び石連休になると、その中日も振替休日になる、の2点です。②は2015年9月を表示させてみると、確認できます。本邦初公開で、多分ここまで凝ったカレンダーはあまり見かけないと思います。再配布されても結構です。ご自由にお使いください。
久方ぶりにExcelで遊ぶつもりが、昨日、今日とどっぷり浸かってシンドイひと時でした。

20160521

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Excel Tip – 月次の予定表

20160520以前にExcelで作成したカレンダーを投稿しました。今回は右の図に示した月次の予定表を作ってみました。何気なく図書館でとある雑誌を見ていたら、今回と同じ予定表を解説した記事に出くわしました。最新号だったので貸出しできなかったのですが、興味を覚えて家で早速真似てみました。年と月を入力するとその年月の表を自動作成します。右の画像をクリックすると、圧縮したExcelファイルがダウンロードできます。ご興味ある方はお試しください。雑誌と違う点は、

  • 年号を変えても祝日の名称が表示できる
  • 罫線を各月に合わせて自動表示する

実は上記の相違点をExcel対応させるのにちょっと苦労しました。とりあえず大きさはA4サイズで印刷できるようにしました。また、出来上がりのシートは祝日が日曜日の時は翌日が振替休日となるようには至っていません。致命的な不具合ですが、今対応策を検討中です。

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善光寺界隈で昼食

車の燃費偽装は軽自動車のみならず、そして三菱自だけにとどまることなく拡大の一途のようです。今日の新聞では我が家のアウタロウの車種まで及んだようで、先日の自動車税減免で気をよくしたアウタロウも心なし肩身を狭くしています。今日は気晴らしにうちのオバはんとドライブして、善光寺界隈で食事をしてきました。アウタロウもここぞとばかり汚名返上しようと懸命の走りでした。何せ自宅から県庁前まで丁度60kmの距離を完全EV走行しました。気温も上がって、のっけから完全空調で走りましたが、県庁を過ぎたら初めてエンジンがかかって1回の充電での走行距離は今までの最高記録でした。この数値、折しも今回騒動の燃費公称値で1充電走行距離の値に一致しました。まあ、アウタロウのひたむきさにも免じて、我が家での燃費疑念問題は払拭させてあげようと思っています。
20160519
ところで、うちのオバはんは介護疲れの中、元気を取り戻そうと善光寺詣でではなく、その周辺でグルメ巡りしようと思い立ち、気になるお店で昼食と表参道にあるHeigoroと言う洒落た洋菓子屋(店名はシャレてませんが..)でケーキセットのハシゴと相成りました。写真はTVでも紹介されたお店での食事メニュです。江戸時代の商家を改造した純和風の店は「鳥蔵別邸 東(あずま)屋」と言って、蔵の見える情緒たっぷりのお座敷個室に裸足で乗り込んで少々、恥ずかしい思いをしました。写真左は私が食したミニ小鉢弁当、右はオバはんの親子丼・重箱弁当で、味もさることながら、見た目の美しさは食べるのが惜しいくらいでした。その後に行ったカフェでのケーキセットもハイセンスで味も格別と、こんなに贅沢していいのかと思うほど、充実した1日でした。ごちそうさまでした

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いちごが熟しました

20160518我が菜園でイチゴが採れる時期となりました。株数は少なく、ほんの少しですが、ここしばらくは直に食べたり、ジャムにしたりして楽しめそうです。今の時期はいちごの他にアスパラやレタスなどが冷蔵庫を介するまでもなく、もぎたてド新鮮野菜として食べられます。この先、キュウリやナス、ミニトマトなども続々と食卓に登場するでしょう、いい季節になりました。

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あの花粉が...

今日は午前中で雨が上がりました。昨夜から多めに降った雨ですが、玄関先のデッキや車のボンネットの上にも雨しずくが水玉となり、それがやがて乾燥すると、そこには何と花粉が現れました。写真を見てください、例のにっくきニセアカシアの花粉です。そのあまりの多さに驚きました。道理で、杉やヒノキの花粉よりも強力なはずです。先日来、川面には近寄らないようにしていましたが、こうして雨や風に運ばれて大量にばらまかれてはたまったものではありません。早く花粉がなくなることを祈る毎日です。

20160517

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ノスタルジック・メモリ(その4)続・名物先生

掲題のシリーズですが、いずれも高校時代の話題で恐縮です。我が高校は男子校で、G県のほとんどの県立高校は創設以来、男女別学の伝統を今だに守り続けています。前回からちょっと間があきましたが、引き続き先生にまつわる話を文体を変えて下記します。

漢文の先生は確か、あだ名を「うらなり」と言った。色白で痩せた頬に坊主頭の風貌は見るからにあだ名そっくりだ。か細い声でボソボソと講義して、後ろの席ではよほど注意しないと聞き取れないほど静かな授業だった。ところが、この先生の講義で年に1度だけ大喝采を浴びる日が来て、この日、生徒はみな「探幽、探幽」と言ってもてはやした。話は極ショートだ。漢文の授業に狩野探幽と言う江戸時代の絵師がどう関連したのか、今となっては思い出せないが、先生はこう切り出した。「みんなは日本画家の狩野探幽はよく知っていると思うが、中国人にとっては探幽とはとんでもない名前なのだ」と。この続きが始まると教室は騒然となり、皆総立ちになって歓声をあげた。「幽というのは幽霊ではなく、実は中国では女性の大事な秘部のことを指す。これを探る探幽なる名の日本の画家は大胆にもほどがある。一体、どんな絵を描くのか」と締めくくった。この最後のくだりに至ると、皆床を踏み鳴らし机を思い切り叩いて大喝采した。なんとも男子校ならではの風景だった。

20150516次に私が英語のM先生と絡んだ話を一つ。その当時、私は市外からの電車通学で、電車から降りて駅前から自転車で川向こうの高校に通った。川を渡ると、自転車に乗るほとんどは我が校の生徒たちで皆、キャンバス地の布製カバンにゲタばきだった。その日は雨で、駅前でカッパに着替えて川を渡ると目の前にカバンを背負ってない自転車を見つけた。カッパに着替えた拍子にカバンを自転車小屋に忘れたことのある私は、追い越し際に声をかけた、「君、カバンをショッてないよ」と。ところが、何とそれは英語のM先生だった。車通勤でもすればよいのに、先生は生徒によく似たカッパ姿だった。しまった!M先生は名物先生ではなかったが、授業で生徒を当てるのに決まって最前列か、最後列の生徒をランダムに当てることで知られていた。そのあとは1回の授業でその列の生徒を順送りに当てて教科書を訳させた。そこで生徒は皆、その習慣に従い最前列と最後列の人は事前にちょっと予習をして、そうでない生徒は当日の当たり具合で授業中に予習をしていた。席がど真ん中であった私は順番が回るまでには十分時間があって、いつも不勉強ながら楽勝な授業だった。ところが、この日ばかりは違っていた。授業が始まるなり、いきなり私が当てられた。しかも、いつもの倍以上の分量だった。もうシドロモドロ状態で、今思い出しても身の毛だつ。その後はと言えば、前にも先にもその時、1回ポッキリの当て方だった。極親しい友人だけには内緒にすることで顛末をバラしたが、生徒の間では7不思議な授業の一つとして、しばらくは噂されていた。話は尽きないが、次回でシリーズも最終回とする。

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昼飯に糸魚川まで

20160515しばらく遠出から遠ざかっていたので、今日はちょっと遠くに食事にでも、とうちのオバはんと魚を食べに糸魚川に行ってきました。自宅からは90数キロ、一般道で約2時間のドライブです。天気は晴れで風もなく少し暑いくらいの陽気でした。写真は私が食べた昼ごはんで、店で人気の各種ミニ丼の中から、ヒラメとタイとイカを選びました。味といい、量といい丁度いい感じでした。値段は内緒ですが、とてもリーズナブルです。久しぶりの海の幸で、少し元気が出てきました。ごちそうさまでした。帰りは2度目の「高浪の池」に寄って、沼に住むと言う4m台の巨大魚の安否を確認してきました。未だ現れていないそうです。やっぱりね!

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家庭菜園、キュウリとミニトマトを植えました

しばらく遠ざかっていたノラ仕事ですが、今日はキュウリとミニトマトの苗を植えました。ご近所さんでは1週間以上を前に植えていましたので、我が家は遅咲きなるぬ、遅い収穫になりそうです。写真の左がキュウリ、右がミニトマトでいずれも風で苗が吹き飛ばされるのを防止するフードを付けました。植えたとたんに収穫はいつか、と早くも胸算用の始まりです。

20160514

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