本城雅人「傍流の記者」を読んで

2018年度上期の直木賞候補の一つだった題記の作品を読んだ。ノミネート作だけあって面白かった。元新聞記者が新聞社の日常を描いていて、それなりにリアリティを感じた。当初は単なるエンタメ小説かと思いしや読み進むうちに、新聞記者の理想と現実、出世欲、家族愛、同期仲間のライバル競争と結束などが幅広く展開し、よく構成された内容だった。新聞社で特ダネを巡る記者個人の取材力、スクープ力、人心掌握力、協調性など実際にありえそうな話に臨場感をもって読めた。

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野辺山に行ってきました

今日はうちのオバはんと涼を求めてドライブしました。このところ、掲題の野辺山は県下では最高気温が下から1、2位を争う地点のようで、烈暑の日本列島にも拘らず最高気温が連日30℃に達しないエリアです。そこで実地検分ではありませんが、肌で感じるべくドライブすることにしました。いつもは松本から諏訪を経由して原村、富士見町、野辺山を抜けて佐久、上田、青木村の一般道を廻るコースが通い慣れている道ですが、本日は変えてみました。この左回りのコースを反対の右回りにしたのです。加えて中部縦貫道の南佐久から佐久穂に延伸された高速道路(無料期間中)を通ってみました。この新規開通道路と逆コースのお陰で今日のドライブは新鮮そのものでした。気温も凌ぎやすくやっと7月らしい信州を味わいました。写真は野辺山のキャベツ畑から八ヶ岳を眺めた風景です。日なたもそう暑くない感じで、爽やかな高原でした。ところで、本日、日本全国の最低気温の10傑を調べると、第1位は何と長野県の菅平で13.7℃でした。これって、寒いくらいではないでしょうか。そんじゃ明日は菅平にでも行こうか、などとオバはんと冗談を言い合っています。

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志賀山に登りました

1週間前に飯綱山に登りましたが、今日は志賀高原の志賀山に登りました。右の画像が今日のアクティビティ記録です。木戸池の駐車場から志賀山、裏志賀山、四十八池を巡るハイキングで、総距離は10kmほどでした。飯綱山は暑い登山でしたが、今日は涼風が心地よくとてもリラックスしました。それでも志賀山の山頂直下は急登でどの山も簡単なものはないことをあらためて実感しました。写真など、日を改めて投稿したいと思っています。

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お暑うございます

灼熱列島、よくも暑い日が続くものです。下表をご覧ください。本日の各地の最高気温のランキングですが、横綱の熊谷では41.1℃と日本全国の観測史上で初の新記録を樹立しました。これまでは四国の四万十川が41.0℃だったとテレビで報じていました。まあ、何とも暑い1日でした。安曇野・穂高でも35℃以上の猛暑日が今日で連続8日間続いています。今年の夏は暑いと言われてきましたが、ここまで暑いとは尋常ではありません。冬の寒さも近年は前倒しになっているようで、暑い夏も早く過ぎ去って欲しいと祈る毎日です。ところで、下表のランキング表をよく見る毎日ですが、ちょっと異変があります。熊谷や多治見は歴代の横綱として堂々の記録を顕示していますが、同列であった群馬の館林がこのところ表舞台から姿を消しています。先日、群馬に行った折に聞いたところによれば、館林の観測所は定点位置を移動したとのことです。おそらく最高気温は従来よりも1℃は下がったようです。毎日の10傑も1℃前後の攻防の中にひしめいていて、館林の変貌ぶりはナルホド然りの感がします。気象変動、自然だけではなく人為的な変化もあるのですね。

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上田市塩田平、無言館

昨日は上田市の「無言館」に行ってきました。最近読んだ本の実地検分ではないのですが、やはり気になって出向いてみました。中の様子は撮影禁止だったのですが、写真が道中のアプローチです。中は予想よりもちょっと手狭で、結構な人出もあってお互いの間隔を気にしながらそぞろ歩きで鑑賞すると言った感じでした。観光バスが数台止まっていたので、遠方からの来客もあるようです。展示品は著名な画家のものではなく画家の卵の作品ですが、先の大戦で命を落とした若者が描いた絵は初々しさの中にも力強さを感じました。難を言えば、保存状態があまり良くないものが目立ちました。ところで、もう一方の「信濃デッサン館」は今春で閉館し、この夏のみアンコール開館するとの報で出向いてみましたが、何と初日は7月26日で見れずじまいでした。暑い夏、また出向くことになりそうです。

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御岳海、やりました!

このところ、うちのオバはんが留守していて、大いに羽を伸ばしています。今日は上田に遊びに行きました。今日のブログはその話をしてもいいのですが、本日の話題は何と言っても御岳海。とうとうやりました。全く予想外の初優勝で、本人もそう言ってました。でも凄いですね。長野県勢では史上初めての快挙です。地元の誇りといえば雷電爲右エ門がいて大相撲史上未曾有の最強力士と言われているので、長野県で初優勝とは如何なものか調べてみました。それもそのはず、雷電は廃藩置県前の江戸時代の力士でした。今日の一番で決まった初優勝はそのくらい珍しく、県下あげての大騒ぎです。お陰様で、今日は美酒に酔いました。嬉しい嬉しい1日でした。

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窪島誠一郎「無言館ノオト」を読んで

先日の講演会で感銘を受けた延長で、講演者が執筆した題記の本を読んだ。「無言館」なる美術館(?)は以前にテレビで紹介されてその名を知っていたが、どこにあってどのような経緯で開設されたか、知らずじまいだった。この本を読んでその詳細を知ったが、少なからず美術に興味を持っていた自分がその実在を知らず今までに出向くこともなかったことに恥じらいを感じた。この本の副題に「戦没画学生へのレクイエム」とあって、この無言館は画家の卵の作品を集めた施設で、美術館という規格には当たらず、しかも私設経営のスタイルは全国でも唯一のようである。この話題豊富な施設は上田市の塩田平にあって、先日行った「あじさいの小径」の近場にあったが、その時は気づかなかった。ぜひ近日中に出向いてみたいと思っている。

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第159回芥川賞・直木賞

芥川賞と直木賞の発表が昨日ありました。結果は下表の通りです。発表前に芥川賞候補作の中から1編のみ読んだのが、正に受賞作の「送り火」でした。この本の感想は先日のブログに記載した通りで、とても秀作とは思えず受賞したのが信じられない、と言った感じです。直木賞の方は候補作が6作あって、発表前から図書館予約数が複数となっていた3作を予約していて、受賞作はこれから4人待ちの状態です。3作品の中では「傍流の記者」がもう直ぐ借りられる予定で、一番人気の「未来」(22人待ち)を加えて今回は3作品を順次読もうと思っています。

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飯綱山に登りました

日本列島、過酷な暑さが続いていますが、今日はうちのオバはんと長野市の北にある飯綱山に登りました。初めての山で、前々から登りたいと思っていた山です。自宅を5時半に出て、現地では7時半から登坂を開始しました。事前に調べた範囲では比較的に短距離で、そう難しくない山と思っていました。が、実際は結構きつい山でした。駐車場から一の鳥居コースをピストン往復したのですが、往復で約8kmの距離を登り約3時間、下山は約2時間をかけてボロボロになって戻ってきました。今シーズン、ほとんど山に登っておらず、運動不足を実感した1日でした。登山道は石や岩のガレ場が多く、以前に登った蓼科山に似た感じでした。道中は結構暑くて体力を消耗しましたが、登山道には花が丁度ピークを迎えていて心なごみました。今日は満身創痍で、本日撮った写真などを後日に投稿したいと思っています。

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エアコン、パワー不足?

毎日、暑い日が続いています。昨日、今日と安曇野・穂高の最高気温は約35.5℃の猛暑日でした。暑い、暑い!1ヶ月ほど前に導入したエアコンですが、さぞ快適に過ごせるかと思いしや、それがそうでもないのです。例えば日中、留守して夕刻に戻ると、室温は2階の上部で32℃ほどになるのです。これをエアコンでパワフルに一気に冷やせると予想していたのが、見事に外れました。エアコン新機能のパワーブーストで目一杯、運転しても、風の音がけたたましく勇むだけで一向に室温が下がらないのです。天井サーキュレーション効果も期待外れで、こ1時間でやっと1℃ほどの室温低下なのです。今回のエアコン導入にあたり、機種選定のアドバイスをもらって、冷房能力6.3kW20畳用を設置しました。しかし、我が家の室内構造からすると、どうやらパワー不足だったようです。電気代ばかりかさんで快適さはどこへやら、とんだことになりそうです。こうなれば、運転方法でカバーするしかなさそうで、タイマー運転やら、WiFi外部リモート運転やら、高温防止自動運転やらの条件設定で居心地がどう変わるか、電気代とにらめっこしながらの格闘が始まりました。

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